ジョーvs昌子源!激しくマッチアップしたふたりが語ったお互いの印象は?

2018年04月14日 本田健介(サッカーダイジェスト)

初の対戦は植田と連係した昌子に軍配。

激しい攻防を見せた両者。試合は2-0で鹿島が勝利した。写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト編集部)

[J1リーグ8節]鹿島2-0名古屋/4月14日/カシマ
 
 鹿島が名古屋を2-0で下した一戦で、激しいマッチアップを展開したのが鹿島のCB昌子源と名古屋のエースFWジョーだ。
 
 リーグ戦では3試合ぶりの復帰となった昌子は、周囲に指示を送りながら最終ラインを統率。一方、前節の仙台戦で2得点を挙げたジョーはフィジカルの強さを活かして鹿島ゴールへと迫った。
 
 結果としては昌子が相棒の植田直通と連係してジョーを抑え込んだ形だが、日本代表にも名を連ねるCBは元ブラジル代表の印象をこう語った。
 
「ゴリゴリひとりで来るのかなと思ったが、意外にシンプルに味方を使っていた。どちらかと言えばボックス内で仕事をするタイプなんだなと。ボールをはたいてゴール前に入っていく。ただそのボックス内では身長差があったので、できるだけ身体をぶつけるようにしました。足が長いのでくさびのボールを取りに行っても届かなかったですが、前を向かせないことを意識しました」
 
 その言葉どおり、気持ちのこもったディフェンスを見せた昌子だが、ワールドクラスのストライカーとの対戦を楽しんでもいたようだ。
 
「やっていて楽しかったです。素晴らしい選手であることは間違いないですし、そういう選手とやることで僕も成長できると感じます」
 
 一方のジョーも鹿島のCBの実力を認める。
 
「本当に守備の堅い選手でした。僕がポストプレーをしても厳しく寄せてきましたし、良い選手だなと感じました。点を取るためにはもう少し工夫が必要でした」
 
 初めての対戦を終えたふたりは、激しい肉弾戦に充実感を覚えたのか、すっきりした表情で試合を振り返った。
 
取材・文●本田健介(サッカーダイジェスト編集部)

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