開幕戦以来の復帰を果たした内田篤人。気になる日本代表への想いは…

2018年04月14日 本田健介(サッカーダイジェスト)

「コンディションは問題ない」

名古屋戦で77分までプレーした内田。まずまずのパフォーマンスを見せた。写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)

[J1リーグ8節]鹿島2-0名古屋/4月14日/鹿島
 
 鹿島が2-0で名古屋を下した一戦で、内田篤人がリーグ開幕戦以来の復帰を果たした。
 
 右太腿を痛めていた内田は、77分までプレー。「そんなに良くなかった」と自身のパフォーマンスを振り返るも「チームが勝てたことが大きい。ディフェンダーも勝つことで評価される」と、2連敗中だったチームの勝利を喜んだ。
 
 77分の交代は前もって決まっていたものではなく、61分にイエローカードを受けていたことが影響したという。
 
「怪我をしたとか体力がないというわけではなく、イエローをもらっていたので。交代するひとつ前のプレーでカウンターを受けた時に、止めようかなと思ったけどやめた。そこでベンチを見たらゴウさん(大岩剛監督)と目が合ったので、『イエロー無理』という感じでした。そこで代わったほうが良いと思いました。10人になるのはまずいし、(交代した)ユキ(伊東幸敏)も十分やれる。ゴウさんに代えてってジェスチャーを送りました」
 
 また、試合後にはヴァイッド・ハリルホジッチ監督から西野朗監督へ指揮官が代わった日本代表への想いも口にした。
 
「コンディションは問題ない。ただ俺は試合に出なくちゃ意味がない。それで見てもらえれば、(チャンスは)あると思う。見てくれていると思うし、やれるということが分かれば、気にかけてくれるはず」
 
 代表復帰を視野に入れる内田は今後の連戦に関しても「一喜一憂せずにやっていきたい」と語り、スタジアムを後にした。
 
取材・文●本田健介(サッカーダイジェスト編集部)

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