【CL準決勝カード】マドリーとバイエルンは決着戦へ! ローマはリバプールに過去の屈辱を晴らせるか!?

2018年04月13日 サッカーダイジェストWeb編集部

興味深い欧州王者とドイツの絶対王者の対峙

欧州王者とドイツの絶対王者の対峙、因縁の対決という興味深いカードが並んだ準決勝。決勝はどのチームが勝ち上がっても、新鮮な顔合わせとなる。非常に楽しみだ。 (C) Getty Images

 4月13日、チャンピオンズ・リーグ(CL)準決勝の組み合わせ抽選会がスイス・ニヨンで行なわれ、以下の通りに対戦カードが決定した。
 
バイエルン(11勝2分け11敗)レアル・マドリー
リバプール(2勝2分け1敗)ローマ
※括弧内は欧州カップ戦での(左側記載チームから見た)対戦成績

 ここまで対戦成績がタイのバイエルンとレアル・マドリー。直近の対決は2016-17シーズンの準々決勝で、この時は第2レグの90分間を終えても決着がつかず、延長戦でマドリーが3点を挙げて勝ち上がり、そのまま栄光へ突き進んだ。
 
 マドリーはCLでは前人未到の3連覇を狙い、バイエルンは2012-13シーズン以来の欧州制覇に照準を定めている。ちなみに後者を率いるユップ・ハインケスは、前回優勝時の監督であるが、1997-98シーズンにはマドリーの指揮官としてもCLを制したという縁がある。
 
 一方、リバプールはローマと対戦。01-02シーズンにCLで、その前のシーズンではヨーロッパリーグで対戦経験があるが、この2チームといえば何といってもチャンピオンズ・カップ時代の83-84シーズン、オリンピコで行なわれた決勝を忘れることはできない。
 
 ローマはホームで初戴冠のチャンスを得たが、先制を許し、何とか追いついたものの、PK戦の末に敗退。今回のベスト4入りはこのシーズン以来のものだが、リバプールには前述のCl、ELでも(合計スコアで)敗れているだけに、雪辱戦の意味合いを持つ。
 
 対するリバプールはこれを返り討ちにし、11年ぶりの決勝進出を果たせるか。絶好調のモハメド・サラーが古巣と対決するという点でも、興味深い一戦となる。

 準決勝およびそれ以降の日程は、以下の通りである。
 
準決勝:第1レグ/4月24・25日 第2レグ/5月1・2日
決勝:5月26日(ウクライナ・キエフ)
※日付は全て現地時間
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