酒井宏樹のバースデーゴールを仲間たちが祝福! 本人も「最高の試合と信じられないスタジアムの雰囲気」と感激

2018年04月13日 サッカーダイジェストWeb編集部

ハノーファーでの最終シーズン以来のゴール

ハノーファー時代の15-16シーズン以来となるゴールを決めた酒井。ライプツィヒ戦では守備でも、スピードを誇るブルーマ相手に奮闘を見せた。 (C) Getty Images

 4月12日(現地時間)、ヨーロッパリーグ(EL)準々決勝・第2レグでRBライプツィヒを5-2で下し、合計スコア5-1で逆転でのベスト4入りを決めたマルセイユ。ホーム・ヴェロドロームの大観衆を大いに沸かせた一戦、アディショナルタイムにダメ押しゴールを決めたのが酒井宏樹だった。
 
 この試合ではCBの一角として守備で奮闘していた酒井は、途中から右WBに移行。そしてアディショナルタイム、ライプツィヒがCKで全員がマルセイユ・ゴールに集まった裏を突き、カウンターから、長い距離があったものの確実に無人のゴールへ流し込んだ。
 彼がマルセイユでゴールを決めたのは、2016年6月の加入以来、初めてのことであり、試合後、リュディ・ガルシア監督は「今日は彼の誕生日。その彼が5点目を決めたことで我々は余裕を得、ハッピーな気持ちになれた」と語っている。(『beINスポーツ』より)
 
 酒井は13日付の自身のツイッターで、「昨日で28歳になりました。最高の試合と信じられないスタジアムの雰囲気を味わえた最高の誕生日でした。仲間に感謝です」と綴り、喜びと感謝の気持ちを表わしている。
 
 また同ツイッターには、試合後のロッカールームで酒井のゴール場面が流れると、チームメイトが彼を手荒く祝福する動画がアップされており、チームの雰囲気の良さが窺えた。
 
 マルセイユは過去、ヨーロッパリーグの前身であるUEFAカップで1998-99、2003-04シーズンの2度、決勝に進出しているが、それぞれパルマ、バレンシアに敗れて涙を飲んでおり、今回は「3度目の正直」を果たしたいところである。
 
 その前の大きなハードルである準決勝では、アーセナル、アトレティコ・マドリー、レッドブル・ザルツブルクという3つの手強いチームの、どれと当たることになるのか。ザルツブルクには南野拓実が所属しており、もし対決すれば欧州の舞台では初となる決勝行きを懸けた日本人対決は、大いに注目を集めることだろう。
 
 注目の組み合わせは13日(日本時間13日19時)にスイス・ニヨンで行なわれる抽選会で決定される。

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