【トッテナム×マンC展望】6連勝中のスパーズが状態は上。優勝は次節に持ち越し⁉ 

2018年04月13日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

優勝がかかるマンCは直近10試合で5敗と低調。

故障者/トッテナム=ローズ(DF)、ウィンクス(MF) シティ=メンディ(DF)
出場停止/トッテナム=なし シティ=フェルナンジーニョ

プレミアリーグ第34節
トッテナム - マンチェスター・シティ
4月14日(土)19:45(日本時間27:45)キックオフ/ウェンブリー(ロンドン)

 
トッテナム
前節までの成績:4位 勝点67(20勝7分け5敗)/64得点・27失点
マンチェスター・C
前節までの成績:1位 勝点84(27勝3分け2敗)/90得点・24失点
 
[注目ポイント]
●プレミア優勝を決める最低条件が勝利(マンチェスター・C)
●直近10試合で5敗と調子は下降気味(マンチェスター・C)
●中盤のバランサーであるフェルナンジーニョが欠場(マンチェスター・C)
●プレミアでは2018年に入ってから負けなしで目下6連勝中(トッテナム)
●前節ストーク戦で故障明けのケインが復活弾(トッテナム)
 
 プレミアリーグ史上最速優勝がかかった前節のマンチェスター・ダービーで逆転負けを喫したマンチェスター・シティは、CLと国内カップ戦も含めると直近10試合で5敗と大きく調子を落としている。
 
 対照的なのが、本拠地ウェンブリーに首位チームを迎えるトッテナムだ。プレミアでは2018年に入ってから負けなしで、しかも目下6連勝中。怪我で離脱していたエースのハリー・ケインも32節のチェルシー戦で復帰を果たし、前節のストーク戦ではさっそくゴール――しかも決勝点だ――を決めるなど、完全復活を印象付けた。
 
 それでも試合をコントロールするのは、おそらくマンCだろう。ただ、準々決勝でリバプールに敗れたCLでの精神的なショックを引きずっている可能性があるうえ、アンカーのフェルナンジーニョがサスペンションで欠場するのも大きな痛手。代役としてスタメン起用が見込まれるイルカイ・ギュンドアンは優れたタレントながら、トッテナムの強力な攻撃陣を相手にバランサーとしての任務をどこまでこなせるかは未知数だ。
 
 マンCが今節で優勝を決めるには、このトッテナム戦に勝利を収めることが最低条件。そのうえで翌日開催の試合でホームのマンチェスター・ユナイテッドがウェスト・ブロムウィッジ・アルビオンに負けなければ成立せず、きわめて難しい状況と言えるだろう。
 
 ちなみに、プレミアでは14試合連続無敗のトッテナムが最後に負けたのは、昨年12月16日に行なわれた18節のマンC戦。スパーズにとっては、リベンジを果たす絶好のチャンスと言えるだろう。
 
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