日豪決戦へ、鮫島彩が現エースと長年の宿敵を警戒「彼女は世界のベストFW」「対戦が楽しみ」

2018年04月13日 サッカーダイジェストWeb編集部

AFC公式サイトで豪州のキーマンについてコメント

オーストラリアとの決戦に向けて、鮫島は相手エースのカーに警戒を高めている。(C) Getty Images

 なでしこジャパンは4月13日、来年開催されるフランス女子ワールドカップ出場を懸けて女子アジアカップのグループステージ最終戦となるオーストラリア戦に臨む。難敵との一戦を前にして、ベテランの左サイドバック、鮫島彩がAFC公式サイトを通じて相手キーマンを警戒するコメントをしている。
 
 鮫島はグループステージ第2戦で、ベトナムを相手に2得点を挙げたオーストラリアのエースストライカーであるサマンサ・カーに強い警戒心を抱いていることを明かす。オーストラリア戦での勝利のためには、この24歳のFWをつねにコントロール下に置かなければならないとし、AFCは次のような彼女のコメントを紹介している。
「正直に言えば、彼女は現在、世界でもベストストライカーのひとりに入る」
「彼女の前にオープンスペースを与えてはいけないし、エミリー・ファン・エグモンドが多くのスルーパスを彼女(カー)へ送ろうとしていることを意識していなければいけない」
 
 また、鮫島はこれまで「サム・カーとはあまり対戦したことはない」と言うが、オーストラリアを牽引してきた33歳のベテランFWリサ・デバンナとは数多くのバトルを繰り広げてきた。「彼女を抑えるのはとても難しいですが、対戦を楽しみにしている」と語っており、長年のライバルとの再戦を心待ちにしているようだ。
 
 日本対オーストラリア戦は、日本時間の13日夜22時45分にキックオフされる予定。日本は勝てばグループステージ突破とワールドカップ出場が決定。引き分けもしくは敗戦ならば、他会場の韓国対ベトナム戦の結果次第となる。仮にグループBの3位となり、アジアカップでの敗退が決定した場合は、グループAの3位チームとワールドカップ出場を懸けて16日に5・6位決定戦を戦う。
 
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