【日本代表】西野新監督が就任会見で明かした「選手選考の基準」は?

2018年04月12日 本田健介(サッカーダイジェスト)

前体制と「ベースは変わらない」

田嶋会長とともに就任会見に臨んだ西野監督。選手選考に関して語った。滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)

 4月12日、都内のJFAハウスで西野朗日本代表新監督の就任会見が行なわれた。
 
 4月7日付けで契約解除となったヴァイッド・ハリルホジッチ監督の後を受けた西野監督は、選手選考に関してはまずコンディションを重視することを説明した。         
      

「選手の選考に関しては、経験のある選手が招集されないということがありますが、今のコンディションを把握しないといけません。6週、8週、試合に出ていない選手もいます。過去の経験、実績にプラスして、この1か月のコンディションを見極め、最高の化学反応が起こるチームを目指したいと思います」
 
 さらに選手の個性を発揮させたいとの想いも明かした。
 
「個人のプレーは制限したくない。日本の良さはグループの力だと思います。連係して連動していくプレー。そういうことができる選手を選考していきたい。自分のプレーをする感覚を持ってほしい」
 
 
 もっとも時間は限られているだけにハリルホジッチ監督が招聘してきた人材がチームのベースにはなりそうだ。
 
「フラットな状況で考えたいです。ただ(ハリルホジッチ)監督の下でリストを作成しているなか、ベースになる選手は変わらないはずですし、そこをベースにするのがベストだと思います。新しい選手も考えたいですが、今のラージのメンバーをもとに考えたいです」
 
 3月のベルギー遠征では香川真司、岡崎慎司らが未招集となったが、西野監督はどのようなチーム編成をするのか注目だ。
 
取材・文●本田健介(サッカーダイジェスト編集部)

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