ミランが「本田圭佑に続くアジア人選手」を獲得か!? 韓国代表MFと条件合意

2018年04月10日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

サンダーランド時代に現ミランSDと出会う。

今夏のミラン移籍で合意したと報じられたキ・ソンヨン。韓国代表ではキャプテンを務める。写真:Getty Images

 セリエAの名門ミランで史上2人目の「アジア人プレーヤー」が誕生するかもしれない。
 
 アジア人選手で初めてロッソネーロのユニホームを纏ったのは、ご存知の通り14年1月にCSKAモスクワからフリーエージェントで加入した本田圭佑。この日本代表MFが昨夏に契約満了で退団して以来、ミランにアジア人選手はいなかった。
 
 そんな中、イタリア・メディア『calciomercato.com』は、ミランが以前から関心を寄せていた韓国代表MFのキ・ソンヨンと今夏の加入で条件合意したと報じた。現在所属するスウォンジーとの契約は今年6月30日で切れるため、本田と同じく移籍金ゼロでの加入。強化資金が限られるミランにとっては願ってもないローコスト補強だ。
 
 現在29歳のキ・ソンヨンは、FCソウルとセルティックを経て、12年夏にスウォンジーへ加入。13-14シーズンにレンタル移籍したサンダーランドには、強化部門でイタリア人のマッシミリアーノ・ミラベッリが働いていた。このミラベッリは現ミランSDで、当時のコネクションがお互いにとってモノをいったようだ。
 
 パスセンスと運動量を兼備し、中盤中央ならどこでも機能するキ・ソンヨン。昨年11月に新監督に就任したジェンナーロ・ガットゥーゾ政権下のミランは4-3-3を採用しているが、インサイドハーフの控えが心許なく、フランク・ケシエとジャコモ・ボナベントゥーラがほぼフル稼働を強いられている。ルーカス・ビグリア、リッカルド・モントリーボ、マヌエル・ロカテッリを擁するアンカーよりも、インサイドハーフでの起用がメインになるか。
 
 ちなみに、キ・ソンヨンは韓国代表でキャプテンマークを巻き、妻も人気女優ハン・ヘジンという国民的な人気選手。17年4月に中国資本となったミランとしては、アジア市場におけるマーケティングという意味でも小さくないプラスアルファとなるかもしれない。
 
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