前園真聖が恩師・西野監督にエール!「本当に今だったかは結果でしか証明できない」

2018年04月10日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

「選手の特徴や良さを一番引き出してくれる」

西野監督の下でアトランタ五輪に出場した前園氏。トップ下で攻撃の中心を担い、キャプテンも務めた。(C)Getty Images

 日本サッカー協会は4月9日、ヴァイッド・ハリルホジッチ代表監督を解任し、後任に西野朗技術委員長が就いたことを発表した。
 
 西野監督の下で1996年のアトランタ五輪に出場し、初戦で優勝候補のブラジルを破る"マイアミの奇跡"を演じたチームをエースとして牽引した前園真聖氏が、この電撃人事について、自身のブログに投稿している。
 
「ハリルホジッチ監督解任と西野新監督への期待について」と題した投稿には、まず「このタイミングでのハリルホジッチ監督の解任には驚きました。厳しめに言うと、僕は解任を決断したタイミングは遅かったと思っています」と、ロシア・ワールドカップ開幕まで2か月に迫ったこの時期の監督交代に、疑問を投げかけた。
 
 そのうえで、「W杯までの短い期間でどこまで立て直せるのか、そして本当に今だったのかということは、試合の結果でしか証明できないと思うので、頑張ってもらいたいと思っています」と続けている。
 
 恩師である西野新監督については、「選手とのコミュニケーションを大事にして、選手の特徴や良さを一番引き出してくれる監督だと思っています」と称賛。最後に、「W杯でもアトランタ五輪でブラジルに勝ったマイアミの奇跡のような快挙を西野監督に期待したいと思っています」とエールを送った。
 
 前園氏の言う通り、わずかな準備期間で選手の特徴を引き出し、再び奇跡を起こせるのか――。
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事