【ACL採点&寸評】C大阪2-1済州|FW顔負けの豪快ボレー!新戦力SBが圧巻パフォーマンス!!

2018年04月03日 多田哲平(サッカーダイジェスト)

C大阪――片山のフィジカルは圧巻だった。

【警告】C大阪=柿谷(9分) 済州=キム・ドヨプ(68分)
【退場】C大阪=なし 済州=なし
【MAN OF THE MATCH】片山瑛一(C大阪)

[ACL5節]C大阪2-1済州/4月3日/長居
 
【チーム採点・寸評】
C大阪 6.5
カウンター時には少ないタッチでボールを前線に送り、流れが悪い時はセーフティにボールを蹴り出すなど、全員が状況に合わせて的確に判断。巧みに試合を運び、グループステージ突破のために大きな勝点3を獲得した。


C大阪|採点・寸評】
GK
21 キム・ジンヒョン 6
21分のT・マルケスのミドル弾、27分のFKなどパンチのあるシュートをことごとく撥ね返し、最少失点に抑えた。チームに勢いをもたらす意味でも欠かせない働きだった。

DF
MAN OF THE MATCH
16 片山瑛一 7
CKを、ストライカーも顔負けの豪快なボレーで合わせ、加入後公式戦初ゴール。フィジカルを利した突破や空中戦は圧巻だった。
 
20 酒本憲幸 6
キャプテンマークを巻いて出場。福満とともにアタッカーを囲い込み、相手の攻撃を遅らせた。33歳のベテランらしい熟練の対応力が光った。

22 マテイ・ヨニッチ 6
出足の素早いチェックで助っ人FWに圧力をかけ、自由を奪取。押し込まれる時間帯でも焦ることなく冷静に振る舞い、最終ラインを締めた。
 
23 山下達也 6
気迫漲るタックルは見応えがあった。常に周囲に目を配り、的確にラインコントロールを欠かさなかった点も好印象だった。
MF
17 福満隆貴 6.5(86分OUT)
キレのあるサイドからの突破で度々ファウルを誘い、相手の脅威となった。守備時には最終ラインまで下がり、献身的に働いた。
 
24 山村和也 6(79分OUT)
機を見てDFの背後に抜け出すと、柿谷のゴールをお膳立て。守備でも中盤のスペースをいち早く埋め、相手の侵入を防いだ。

32 田中亜土夢 6
後半は運動量が落ちた印象も、精力的にプレッシングするだけでなく鋭いキックで決定機を演出。とりわけ先制点をもたらしたCKはパーフェクトだった。

38 西本雅崇 6.5(72分OUT)
素晴らしい読みでピンチの芽を摘み、勇敢に縦パスも通し続けた。今季トップチーム初出場ながら、その貢献度は小さくなかった。

次ページC大阪――追加点を決めた柿谷は守備でも貢献。

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