「非常に厳しい試合になった」危機感を強める柴崎岳が問題視したのは…

2018年03月28日 サッカーダイジェスト編集部

「自分たちが取ろうとしているところで負けてしまった」

トップ下で先発した柴崎。41分には槙野のゴールをアシストした。写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)

[キリンチャレンジカップ]日本1-2ウクライナ/3月27日/スタッド・モーリス・デュフラン
 
 ウクライナに1-2で敗れた一戦で、柴崎岳は昨年9月のサウジアラビア戦以来となる先発出場を果たした。
 
 トップ下を務めた柴崎が見せ場を作ったのは、1点リードされて迎えた41分だった。敵陣左サイドで原口元気がFKを得ると、柴崎は正確なクロスを槙野智章の頭に合わせて同点ゴールをアシストした。
 
 しかし、チームは69分に再び失点。柴崎は79分に中島翔哉との交代でピッチを後にした。日本を勝利に導けなかっただけに、試合後には悔しそうな表情で「非常に厳しい試合だったと思います」と振り返った。
 
 ウクライナ戦で意識していたのはディフェンス面だったという。
 
「チーム全体として守備のやり方を(ウクライナ戦までの)3日間で詰めたつもりなんですが、取るべきところ、自分たちが取ろうとしているところの局面で負けてしまったり、スペースを使われてしまいました」
 
 ワールドカップまで3か月を切った段階で、チームとしてできることは限られている。ウクライナ戦の反省を糧に、危機感を持って本大会へ準備する必要がありそうだ。

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