稀代の“お騒がせ男”が政界進出の意思を表明
ここまで魅せるプレーにこだわり、世界中のファンのハートを熱くさせたクラックがいただろうか。ロナウジーニョはまさしく、稀代のエンターテナーだ。(C)Getty Images
3月20日は、ユネスコが推進している「世界ポエム記念日」。リーガ・エスパニョーラの公式ツイッターはこんな詩を載せて、ひとりのクラック(名手)を祝福している。
「それは喜びに満ちたポエムのようだ。
背中に"10"を背負いながら、
ボールを自在に操る、笑う魔術師。
彼のフットボールに触れ、誰もが恋する……」
この日が38回目の誕生だった鬼才、ロナウジーニョである。バルセロナ時代に観る者を魅了し続けたスーパープレーをぎっしり詰め込み、およそ3分間のスペシャルムービーにまとめられている。美しきバイシクル、精密機械のような確度の直接FK、珍しい豪快ヘッド、さらに自慢の高速ドリブルからのチップショットなどなど。何度観ても飽き足らず、ついつい唸ってしまう代物だ。
「それは喜びに満ちたポエムのようだ。
背中に"10"を背負いながら、
ボールを自在に操る、笑う魔術師。
彼のフットボールに触れ、誰もが恋する……」
この日が38回目の誕生だった鬼才、ロナウジーニョである。バルセロナ時代に観る者を魅了し続けたスーパープレーをぎっしり詰め込み、およそ3分間のスペシャルムービーにまとめられている。美しきバイシクル、精密機械のような確度の直接FK、珍しい豪快ヘッド、さらに自慢の高速ドリブルからのチップショットなどなど。何度観ても飽き足らず、ついつい唸ってしまう代物だ。
今年1月に引退を表明したロナウジーニョ。つい先日、世界を驚かせたのが、政界進出への意思表明だ。ブラジル共和党のパーティーに出席し、「国を良くし、全国民に喜びと健康をもたらすためのプロジェクトに参加できることを、嬉しく思う」と話したのである。
はたしてピッチ内外で、良くも悪くも"お騒がせ男"だった天才肌が、襟を正して国政に向き合えるのか。そこはトラブルメーカーの大先輩で、現役の国会議員であるロマーリオの薫陶を受ける必要がありそうだ。いずれにせよ、今後の動向に注目が集まる。
はたしてピッチ内外で、良くも悪くも"お騒がせ男"だった天才肌が、襟を正して国政に向き合えるのか。そこはトラブルメーカーの大先輩で、現役の国会議員であるロマーリオの薫陶を受ける必要がありそうだ。いずれにせよ、今後の動向に注目が集まる。