超絶セーブに「敵ながらあっぱれ!」の賛辞も!常勝軍団の韓国人GKにJ1トップ評価!

2018年03月21日 サッカーダイジェストWeb編集部

J1は、韓国代表歴を持つ守護神がワンツーフィニッシュ!

最終盤のビックセーブだけではなく、クォン・スンテは試合を通じてハイパフォーマンスを披露!(C) SOCCER DIGEST

 韓国人守護神が最終盤のビッグプレーでトップ評価を獲得だ。
 
 20日、J1並びにJ2の「DAZN週間トップ5セーブ」が公式ツイッター上で発表され、クォン・スンテ(鹿島)がJ1の1位となった。
 
 1ー0で迎えた鳥栖戦の後半アディショナルタイム。ラストプレーでFKからピンチを迎えるが、クォン・スンテはチョン・スンヒョンのバックヘッドに素早く反応。阻止するだけではなく、がっちりとボールを掴んで、チームに勝点3をもたらした。
 
 終了間際のビックセーブには鹿島サポーターだけではなく、鳥栖側からも驚きの声が。ツイッター上では「鹿島のスンテ選手、敵ながらあっぱれ!」など、相手の守護神を賞賛する投稿が寄せられている。
 
 クォン・スンテに続く、2位には川崎のチョン・ソンリョンが入った。こちらもシチュエーションは全く同じだ。名古屋戦の後半終了間際、1ー0の状況でCKを迎え、敵GKのランゲラックも攻撃に参加。最後は至近距離から佐藤寿人に決定的なシュートを放たれてまうが、この大ピンチに守護神が立ちはだかる。

 身体を投げ出しながらも、懸命に左手を伸ばして決定機を阻止。こぼれたボールもゴールライン上で谷口彰悟が掻き出し、チームの首位浮上に大きく貢献した。
 
 今節のJ1日は韓国代表歴を持つ守護神が1位、2位を独占。しかも、似通った状況でチームを救うというシンクロで、Jリーグに"韓国人GKあり"をまざまざと見せつける格好となった。
 
 3位には六反勇治(清水)、4位には飯倉大樹(横浜)を選出。5位には現在日本代表の欧州遠征に参戦中の中村航輔(柏)が名を連ねている。
 
 また、同日にJ2も発表され、最高評価を受けたのは甲府の河田晃兵。福岡戦の後半アディショナルタイムにビッグセーブで危機的状況を防ぎ、完封勝利を成し遂げた。2位以下には高木駿(大分)、一森純(岡山)、佐藤昭大(熊本)、大谷幸輝(新潟)がランクインを果たしている。

 21日に行なわれるJ2ではどのようなファインセーブが飛び出すのか注目だ。

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