期待大は元コロンビア代表を封じた鹿島勢か!? 日本代表国内組の採点をチェック!

2018年03月20日 サッカーダイジェストWeb編集部

GK・DF――槙野、宇賀神は決して悪い出来ではなかったが…。車屋はCBで出場。

14名が選出された国内組の選手たち。果たして本大会へ何人が生き残るのか? 写真:サッカーダイジェスト

 3月23日にマリ戦、同27日にウクライナ戦を行なう日本代表は、19日からすでに現地でトレーニングを開始している。ここに来て、酒井宏樹の負傷や酒井高徳の追加招集などが伝えられているが、国内組は直近18日のJ1リーグ4節でいかなるプレーを見せていたのか。右股関節痛で欠場した遠藤航を除く、13選手のパフォーマンスに対する『サッカーダイジェスト』の採点と寸評を紹介する。
 
 
GK
東口順昭(ガンバ大阪)
採点:6 先発フル出場(対柏/△2-2)
寸評)
2失点したとはいえ、出来は悪くない。至近距離からのシュートを片手で防ぐなど、高度なセービング技術は随所に見られた。
 
GK
中村航輔(柏レイソル)
採点:6 先発フル出場(対G大阪/△2-2)
寸評)
ビッグセーブこそなかったが、セービング、ハイボール処理ともまずまずの出来。最終ラインとの連係にも問題はなかった。
 
DF
宇賀神友弥(浦和レッズ)
採点:6 先発フル出場(対横浜/●0-1)
寸評)
走力を武器にスピードある対面の遠藤渓太をしっかりと抑え込む。機を見た攻撃参加も悪くなかった。38分のミドルは枠を大きく外した。
 
DF
車屋紳太郎(川崎フロンターレ)
採点:6 先発フル出場(対名古屋/〇1-0)
寸評)
前節の湘南戦に続いてCBとして先発。59分には青木にボールを奪われかけて周囲をヒヤッとさせたが、それ以外でミスらしいミスはなかった。
 
DF
昌子 源(鹿島アントラーズ)
採点:7 先発フル出場(対鳥栖/〇1-0)
寸評)
予測の早さで上回り、安定感のあるディフェンスを披露。大声で味方を鼓舞し続け、最終ラインを完璧に統率した。
 
DF
植田直通(鹿島アントラーズ)
採点:7 先発フル出場(対鳥栖/〇1-0)
寸評)
先制点はこの男のインターセプトから生まれた。対人プレーの強さは圧巻で、元コロンビア代表のビクトル・イバルボを見事に抑え込む。クロスの跳ね返しも出色だった。
 
DF
槙野智章(浦和レッズ)
採点:5.5 先発フル出場(対横浜/●0-1)
寸評)
的確なカバーリングでピンチを未然に防ぎ、個の強さも披露。ただ、効果的な縦パスは少なかった印象だ。
 
DF
森重真人(FC東京)
採点:6.5 先発フル出場(対湘南/〇1-0)
寸評)
代表復帰後初のリーグ戦でも安定した出来。セットプレーではヘッドでゴールを狙う積極性もあり、"本来の森重"が戻ってきた。
 

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