「ポドルスキは“ひょうきん者”」ドイツの俊英FWが崇拝する英雄の素顔を明かした

2018年03月18日 サッカーダイジェストWeb編集部

6つ下の後輩に“プロの鑑”と絶賛された

31歳のポドルスキだが、そのパワーと身体の切れに陰りはいっさい見られない。日曜日にはC大阪との神阪ダービーを戦う。写真:川本学

 ケルン出身のプロフットボーラーにとって、やはりその存在は絶大のようだ。
 
 ブンデスリーガ1部のホッフェンハイムでプレーする元ドイツU-20代表FW、マルク・ウート。現在26歳の俊英は、シーズン終了後のシャルケ04移籍が内定している期待の注目株だ。ケルンで生まれ育った彼は、13歳から地元の名門クラブで英才教育を施された。昨夏からヴィッセル神戸でプレーするルーカス・ポドルスキは、ウートにとっては唯一無二のアイドルだったのである。


 
 2010年夏からほんの2シーズンだけ共演した大御所への印象を、ウートが記者会見の場で明かした。
 
「僕がトップチームに上がった頃、ルーカス・ポドルスキはケルンでキャリアの絶頂期にいたんだ。"プリンス・ポルディー"はいつもひょうきん者だったが、練習になると常に集中して取り組んでいた。その練習態度には本当に感服したし、ポドルスキから本当に多くのことを学ぶことができた。本当に素晴らしい人物だったね。僕は決して多くの時間を一緒に過ごせたわけではないけれども、何事にも全力で取り組む彼の姿勢はまさにプロの鑑で、心の底から尊敬していた」
 
 6つ年下の後輩からここまで称えられたのだ。ポドルスキもさぞや喜んでいることだろう。
 
 今日日曜日にセレッソ大阪との神阪ダービーを戦うポルディーだが、前日はどうやら大一番に胸を高鳴らせた様子。自身の古巣で、日本代表DF長友佑都が所属するガラタサライが、フェネルバフチェとの伝統のイスタンブール・ダービーに臨んだのだ。ポドルスキはキックオフ直前にツイッター上で応援メッセージを送っていたが、結果はスコアレスドローに終わっている。

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