【ACL採点&寸評】AT被弾で敗戦の川崎、全員が及第点以下の厳しい評価に 全力プレス見せた大久保も…

2018年03月14日 江藤高志

最終ラインをよく統率し、凌いでいた谷口だったが……。

【警告】川崎=エドゥアルド(74分) メルボルン=リース・ウィリアムズ(80分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】コスタ・バーバルーゼス(メルボルン)

【チーム採点・寸評】
川崎 5
敵地で素晴らしい入りを見せた点は評価したい。ただ決定機を決めきれず。試合途中からメルボルン・Vにペースを握られ続けた。勝たねばならない試合で敗戦。また2試合連続で後半ATに失点するなど、らしくない戦いで重要な一戦を落とした。
 
【川崎|採点・寸評】
GK
1 チョン・ソンリョン 5
らしくないミスが散見された。特に後半、スローインで相手にパスをしてしまい決定的なミスをしたのはらしくなかった。難しいことだとは思うが、最後のシュートを止められていれば。悔やまれるところ。
 
DF
7 車屋紳太郎 5
ミスをした際の切り替えの速さに責任感を感じた。持ち前の攻撃力をもう少し発揮してほしいところだった。
 
23 エドゥアルド 4.5
立ち上がりにはCKでヘディングシュートを放つなど気合いは感じられた。またはっきりしたプレーでセーフティに戦っていたが、20分のバックパスのミスは危なかった。
 
DF
5 谷口彰悟 5.5
間延びした時間帯も、最終ラインを統率してよくしのいでいた。決定的なシュートを頭で跳ね返すなど、チームを救った場面もあった。できれば無失点で終わりたかった。
 
25 守田英正 5
相手の攻撃に対し、厳しいチェックで自由を与えず。また頻繁な攻撃参加でチャンスに絡んでいく姿勢は悪くはなかったが、クロスやビルドアップでのパスの精度がいまひとつだった。
 
MF
10 大島僚太 5.5
積極的な攻撃参加で相手守備陣を脅かした。かなりの圧力を受けていたが、それでも外して前を向けていたのはさすが。結果を出したかった。
 
19 森谷賢太郎 5
持ち前の運動量を発揮してチームを助けたが、キッカーを務めたセットプレーは得点にはつながらず。後半には決定的なミドルシュートを放つもGKのファインセーブに阻まれた。
 

次ページ鬼木監督は交代選手を活かしきれなかった。

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