ドルトムント インモービレ獲得に暗雲、ベルギー代表ルカクへ照準の切り替えも

2014年05月27日 ジャンルカ・ディ・マルツィオ

トリノの会長は評価額に不満。

ユーベ側との交渉はスムーズに運んでいたが、共同保有権を持つもう一方のトリノが提示額に難色。インモービレ自身もドルトムント移籍を望んでいるが……。 (C) Getty Images

 トリノのイタリア代表FW、チーロ・インモービレ獲得を望むドルトムントが、ユベントスに送った1600万-1800万ユーロ(約22億4000万-25億2000万円)のオファーに対して、共同保有権を持つトリノのウルバーノ・カイロ会長は、評価額が低すぎて受け入れられないという態度を、いまなお崩していない。
 
 ドルトムントのユルゲン・クロップ監督にとっては、バイエルンに移籍したロベルト・レバンドフスキの後釜となるCFのファーストチョイスであり、インモービレ自身も移籍を強く望んでいるが、現時点では進展する見通しは立たないままだ。
 
 ドルトムントはユベントスとトリノの動向を見据えつつも、チェルシーが保有するベルギー代表FWロメル・ルカクについて獲得の可能性を探っている模様だ。
 
文:ジャンルカ・ディ・マルツィオ
翻訳:片野道郎
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