【移籍市場超速報】ヴォルフスブルク コロンビア代表のグアリン獲得をインテルに打診

2014年05月26日 ジャンルカ・ディ・マルツィオ

ワールドカップ前に動くことはないか。

縦への推進力が魅力のグアリンに、ヴォルフスブルクが興味を示している。 (C) Getty Images

【ヴォルフスブルク】グアリン獲得の可能性をインテルに打診
 
 1月のユベントス移籍騒動の後、3月にインテルとの契約を更新したコロンビア代表フレディ・グアリンは、今夏の移籍を視野に入れている。
 
 獲得に興味を示し、インテルに可能性を打診しているのがヴォルフスブルク。ただ、グアリンの代理人マルセロ・フェレイラとの接触はまだで、いまのところ具体的な話には進展していない。可能性はつねに開かれているが、向こう10日間に具体的なオファーがないかぎり、グアリンがワールドカップ前に動くことはないだろう。
 
【ローマ】リカルド・ロドリゲス(ヴォルフスブルク)に関心
 
 ヴォルフスブルクでポジティブなシーズンを送ったスイス代表の左SBリカルド・ロドリゲスに、ローマが興味を示している。獲得を打診したワルテル・サバティーニSDに示された値札は1800-2000万ユーロ(約25億2000万円-28億円)。はたしてそれだけの資金を投じる価値があるかどうか、ローマはワールドカップでのパフォーマンスも含めてウォッチングを続けることになるだろう。
 
【ラツィオ】カンドレーバの残留に黄信号。ユーベ、パリSGが興味
 
 ラツィオとウディネーゼが共同保有しているアントニオ・カンドレーバ。キャリア最高のシーズンの舞台となったラツィオは、保有権の買い取りに向けてウディネーゼとの話し合いに入っている。しかし、カンドレーバが残るかどうかは、現時点では未知数だ。
 
 ユベントスは、アントニオ・コンテ監督が構想している4-3-3へのシステム変更にぴったりの駒として獲得に興味を示している。またダビド・ルイスに続いてチェルシーからエデン・アザールの獲得に動いているパリSGも、それが難しい場合にはカンドレーバにターゲットを移す考えを持っている。未来は流動的だ。
 
【インテル】ポール・インスの息子トムが父と共にミラノへ
 
 かつてインテルでプレーした元イングランド代表MFポール・インスの息子トム・インスが、インテルへの移籍を前提とした話し合いのため、父と共にミラノに到着した。
 
 トム・インスは1992年生まれのサイドアタッカーで、イングランドU-21代表にも名を連ねている。保有権を持つブラックプール(イングランド2部)との契約が6月で切れるため、フリートランスファーで獲得が可能。トム本人は
 
「父がプレーしていた5歳の時にサン・シーロの空気を経験した。このクラブでプレーできれば素晴らしい。トヒル会長とは何度も話をした。イタリアとヨーロッパで競争力のあるチームを築きたいと言っている」
 とコメントしている。
 
 一方、父ポールのコメントは次の通り。
「何年もの時を経てこういう形でミラノに戻ってくるというのは信じられないことだ。モラッティ(前会長)とはずっと良い関係を保ってきた。私と同じように息子もインテルの歴史に名前を刻めるとしたら素晴らしいことだ」

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