「感謝の気持ちで胸がいっぱい」元日本代表候補の小宮山尊信がSNSで現役引退を発表!

2018年02月23日 サッカーダイジェストWeb編集部

「振り返ると本当に幸せな時間だったなぁとつくづく思います」(小宮山)

横浜、川崎、横浜FCと、神奈川県の3クラブを渡り歩いた小宮山は、J1で200試合、J2で25試合に出場した。(C) SOCCERDIGEST

 昨季まで横浜FCでプレーしていた小宮山尊信が自身のインスタグラムを更新し、現役から退くことを発表した。
 
 小宮山は市原ジュニアユース舞浜(現千葉U-15)、市立船橋高を経て順天堂大に進学。06年には横浜F.マリノスの強化指定選手となり、大学4年生でJリーグデビューを果たした。卒業後はそのまま横浜に入団すると、07年にはオシムジャパンで代表候補に選出。Jリーグ屈指のサイドバックとして活躍し、10年から16年までは川崎に所属。昨季は横浜FCで25試合に出場していた。
 
 SNSで異例の引退発表を行なった小宮山は「この度現役を引退する決断を致しました」という言葉で報告を始めると、「振り返ると本当に幸せな時間だったなぁとつくづく思います。これまで支えていただいた方々や仲間、一人一人との思い出が浮かび上がり、感謝の気持ちで胸がいっぱいになります」と自身のサッカー人生を感慨深く振り返った。
 
 そして、サポーターに対してもメッセージを発信。「どんな時も自分を応援し最後の最後まで信じ続けてくれたサポーターにも心から感謝しています。全ての方のおかげでここまで走りきることができました」と今までの声援に謝意を伝えた。
 
 すると、サポーターからもインスタグラムに投稿が相次ぎ、「新しいステージでも小宮山さんらしく頑張ってください!!」などの言葉で小宮山のセカンドキャリアを激励するコメントが寄せられた。

「引退を決めてから、たくさんの事が楽になりましたが、今はまだ、それを寂しく思います。でも次の目標にワクワクしている自分もいます。新しい道に進みますが、サッカーで培ってきた精神を生かし、一歩一歩進んで行きます!。今まで本当にありがとうございました!そしてこれからもよろしくお願いします!!」という言葉で引退報告を締めくくった小宮山。引退後の進路は明言しなかったが、神奈川県の3クラブで活躍したSBは新たな挑戦に胸を躍らせている。

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