日本代表復帰への影響は!? 香川真司の怪我の状態にドルト指揮官が言及「2月中は無理」

2018年02月20日 サッカーダイジェストWeb編集部

「怪我自体は重大なものではないと思うが…」

ウインターブレイク明け以降も好調を維持していた香川だけに、今回の離脱は実に手痛い。一日も早い戦列復帰が望まれる。(C)Getty Images

 3月に実施される日本代表の欧州シリーズ。そこでの復帰が期待される香川真司だが、現在は戦線離脱中だ。2月10日のブンデスリーガ22節、ハンブルガーSV戦で足首を傷め、ここ2試合の公式戦欠場を余儀なくされている。木曜日のヨーロッパリーグ、ラウンド・オブ32のアタランタ(イタリア)戦もとうてい間に合わない。
 
 気になる怪我の状態について、オーストリア人のペーター・シュテーガー監督が口を開いた。地元紙『Revier Sport』の取材に応え、「シンジの復帰? 2月中は無理だろう」との見解を示したのだ。
 
「正確な診断結果は把握していないし、問い合わせてもいないが、足首にいまだ問題を抱えているのは確かだ。怪我自体は重大なものではないと思う。ただ、しばらく時間がかかるだろう。これから2週間くらいはかかると見ている」
 
 早くても復帰は2週間後、3月に入ってからだというのだ。
 
 今シーズンは怪我をするまで、公式戦26試合に出場して6得点・7アシストと好調を維持していた。とりわけシュテーガー新政権発足後は2列目で定位置を確保し、招集外が続くハリルジャパンへの復帰が期待されていた。
 
 香川は万全のコンディションを取り戻し、3月23日にマリ戦、同27日にウクライナ戦を控える日本代表の欧州シリーズでロシア・ワールドカップに向けた"最後のアピール"を果たせるのか。微妙な情勢となってきた。

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