いよいよバルサ戦! 乾貴士の鮮烈すぎる“カンプ・ノウ2発”がふたたび話題に

2018年02月16日 サッカーダイジェストWeb編集部

明日土曜日の24時15分キックオフ!

いまだスペインのファンの間でも鮮烈な記憶として残る、乾の「カンプ・ノウ2発」。前回のバルサ戦は1-6の惨敗に終わっただけに、雪辱に燃える。(C)Getty Images

 日本サッカーファン待望の一戦が目前だ。
 
 現地時間2月17日の16時15分にキックオフされるリーガ・エスパニョーラ24節、エイバルvsバルセロナ戦。日本代表MF乾貴士にとってバルサは永遠の憧れであり、今回も並々ならぬ意欲で臨むはずだ。
 
 スペインの地元メディアがゲームを前にこぞって取り上げているのが、乾が昨年5月に決めた鮮烈の2ゴールだ。昨シーズンの最終節、エイバルは敵地カンプ・ノウで2-4の敗北を喫したが、チームの全得点を叩き出したのが乾だった。

 
 左サイドアタッカーで先発した日本人MFはまず7分、右サイドからアンデル・カパが上げたクロスをファーサイドで左足ダイレクトで合わせて先制点。公式戦でバルサからゴールを奪った史上初の日本人選手となった。前半終了間際にも惜しいミドルシュートでバルサをヒヤリとさせた乾は、61分に再びカンプ・ノウを沈黙させる。速攻からセルジ・エンリチェのパスを受けてペナルティーエリア左でフリーになると、左足でハーフボレーを叩き込んだのだ。スペインの全国紙『AS』と『MARCA』はともに星3つの最高点を付け、後者は「可能な限りで最高のパフォーマンスを見せつけた」と称えた。
 
 土曜日の決戦を控え、『MARCA』はマッチプレビューで「バルサの選手たちはイヌイにやられた苦い思い出を忘れていない。実際にカンプ・ノウでの再戦では(昨年9月17日の5節)、彼にまったく仕事をさせなかった。今回も厳しくマークしてくるはずだ」と予想。バルセロナの地元紙『La Vanguardia』は「カンプ・ノウでは6-1で勝ったが、エイバルは調子を上げている。まったく侮れない」と評している。
 
 はたして乾はバルサ相手にふたたび得点を挙げ、チームをリーガ3連勝に導き、順位を7位からさらにアップさせられるか。注目の大一番は日本時間の土曜日24時15分のスタートだ。
 

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