長友佑都のベティス移籍が急浮上! 「交渉開始」と伊メディアが詳報を伝える

2018年01月27日 サッカーダイジェストWeb編集部

直近9試合は先発メンバーから外れる。

インテルで出場機会を失っている長友は、この冬に所属リーグを変えるという一大決心を下すだろうか? (C) Getty Images

 今冬の移籍市場において電撃的な移籍が実現するかもしれない。現地1月26日、イタリア・メディア『Sky Italia』と『Football Italia』がインテルに所属する日本代表DFの長友佑都にリーガ・エスパニョーラのベティス移籍の可能性が浮上していると報じた。
 
 2011年1月にチェゼーナからインテルへと加入して以来、8シーズンに渡って活躍し、公式戦通算では210試合に出場して11ゴール・18アシストを記録してきたダイナモも今やクラブ最古参となっている。
 
 今シーズンのセリエAでは序盤戦こそ左SBのレギュラーとして起用され、11試合に出場したものの、昨年11月5日に行われた第12節トリノ戦を最後に9試合連続で先発メンバーから外れ、ダウベルトとダビデ・サントンの後塵を拝する形で、ベンチを温める日々を送っている。
 
 そんな日本代表DFの獲得に動き出したのがベティスである。『Sky Italia』によると、同クラブは1月26日にインテルと交渉を開始し、この冬の移籍市場で決着する可能性があるという。
 
 また、スペイン紙『AS』は、ベティスがEU圏外選手となる長友を加入させるために、コロンビア人FWファン・ナルバエスを2部リーグのコルドバに期限付き移籍させ、枠を空けるのではないかと報じている。
 
 ベティスはリーガ・エスパニョーラで12位と中位に位置している一方で、インテルは、首位と11ポイント差の4位。優勝こそ遠のいているものの、いまだチャンピオンズ・リーグ出場圏内に位置していることに変わりなく、この移籍は欧州における自身の格を落とすことにも繋がりかねない。
 
 さらに言えば、今年6月にはロシア・ワールドカップも控えており、このタイミングで環境の異なるリーグへ挑戦することは少なくないリスクが生じる。
 
 とはいえ、出場機会に恵まれていない現状に長友が不満を抱くのも無理はない。はたして、日本サッカーを代表するダイナモは、この冬に一大決心するだろうか?
 
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