【ゼロックス杯】新10番・清武がタイトルへ意気込み。川崎は「正直、戦いたくない相手」

2018年01月24日 本田健介(サッカーダイジェスト)

「10番は蛍から譲ってもらったので責任を感じている」

新シーズンは10番を背負う清武(写真右)。背番号への想いも語った。写真:山崎賢人(サッカーダイジェスト写真部)

 2月10日に埼玉スタジアムで行なわれるフジゼロックス・スーパーカップの公式会見が1月24日に行なわれ、C大阪の清武弘嗣、川崎の谷口彰悟が出席した。
 
 清武は「去年は2冠を獲って、今年はもっとタイトルが欲しい。勝って良いシーズンにしたいです」と意気込みを語り、「僕たちは(元日の)天皇杯を戦ってあまり休まなかったため、チームとしてコンディションは落ちていないです。今年はユン(・ジョンファン監督)さんがポゼッション率を高めようと話しているので、意識しています」と現状を説明した。
 
 また新シーズンからは山口蛍に代わり10番を背負う。
「10番はハノーファーでプレーしていた一番調子の良い時に背負わせてもらっていた番号。蛍から譲ってもらったので責任を感じています。昨年は負傷が多かったので、怪我なくやっていきたいです」と抱負を口にした。
 
 川崎の印象は「去年、ルヴァン(カップ)で優勝した時には力の差を感じました。フロンターレは誰もが巧くて、強い。正直に言えば、戦いたくない相手です。リーグチャンピオンですし、胸を借りる想いで臨みたいです」と話す。
 
 要注意人物は「難しいですが、家長(昭博)くんが今のフロンターレには欠かせない選手だと感じています。トリニータとセレッソの時に一緒にプレーしているので、僕にとっては印象深い相手です」と先輩の名を挙げた。

取材・文●本田健介(サッカーダイジェスト編集部)
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