G大阪の5選手が選んだ2017シーズンの「ベストプレーヤー」は?

2017年12月27日 サッカーダイジェスト編集部

藤春と初瀬は川崎のブラジル人助っ人を「J最高のSB」「僕の理想」と絶賛の嵐。

三浦はE-1選手権でCBを組んだあの選手を評価。写真●山崎賢人(サッカーダイジェスト写真部)

 2017年シーズンのJ1全18クラブに協力を願い、現役Jリーガー90人の投票によって年間MVPを決定する、恒例の「ベストプレーヤー企画」。G大阪では長沢駿、三浦弦太、藤春廣輝、初瀬亮、東口順昭のE-1選手権で代表に選出された3名を含む5選手が登場だ。藤春と初瀬はSBで躍動した川崎のブラジル人助っ人を1位に指名。2人は同じポジションとして、この選手をどう見たのか。気になる投票結果を選出コメントとともに見ていこう。
 
●長沢 駿(FW)
1位▶キム・スンギュ(神戸/GK)
2位▶植田直通(鹿島/DF)
3位▶興梠慎三(浦和/FW)
 キム・スンギュ選手は存在感があるし、クロスへの対応と読みが素晴らしい。激しい守備が持ち味で、相手FWをガツガツ潰せる植田選手も印象深い。興梠選手は、裏への動き出しはもちろん、味方を使うのが本当に上手い。
 
●三浦弦太(DF)
1位▶昌子 源(鹿島/DF)
2位▶杉本健勇(C大阪/FW)
3位▶ラファエル・シルバ(浦和/FW)
 昌子選手はCBとしてバランスが良いし、代表で一緒にやってみて改めて良い選手だと感じた。杉本選手は、コンスタントに点が取れて上背があり、ポストプレーもできる。ここぞで点が取れるR・シルバ選手は怖さがあった。
 
●藤春廣輝(DF)
1位▶エウシーニョ(川崎/DF)
2位▶ホニ(新潟/FW)
3位▶伊東純也(柏/FW)
 エウシーニョ選手は攻撃面で良さを出せて得点能力も高い。J最高のSBだと思う。対戦してみて改めて良い選手だと感じたのがホニ選手。一瞬のスピードが凄い。伊東選手は仕掛けながらスピードで敵をかわす技術がある。
 
●初瀬 亮(DF)
1位▶エウシーニョ(川崎/DF)
2位▶宇賀神友弥(浦和/DF)
3位▶ラファエル・シルバ(浦和/FW)
 エウシーニョ選手は、相手をはがせるSB。チャンスに絡めて点が取れる。僕の理想です。宇賀神選手は対戦してみてそのアップダウンが凄かった。マッチアップしてみて、ボールを奪えなかったR・シルバ選手も上手かった。
 
●東口順昭(GK)
1位▶興梠慎三(浦和/FW)
2位▶昌子 源(鹿島/DF)
3位▶家長昭博(川崎/MF)
 動き出しを含めて、すべてのレベルが高い興梠選手が1位。昌子選手は守備を引き締められて、リーダーシップも凄い。アキ(家長選手)の上手さは分かっていたけど、どのチームに行っても持ち味を出せるのが凄い。
 
取材●下薗昌記(サッカーライター)
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