【選手権】編集部が厳選!この冬ブレイク必至の逸材図鑑30~FW編

2017年12月26日 高校サッカーダイジェスト編集部

個性派揃いのFW陣。柏育ちの点取り屋など逸材が目白押しだ。

抜群の得点感覚と動き出しの鋭さでゴールを狙う中村。青森山田の連覇達成にはエースの一撃が必要だ。

 年末年始の風物詩、高校選手権が12月30日に開幕する。来年1月8日に行なわれる決勝に勝ち残り、凱歌を響かせるのは果たしてどこか。日本一を目指す48代表の熱き戦いから目が離せない。

 一方で彼らは東京五輪世代でもある。今大会の活躍次第では、3年後の檜舞台を目指すチームに抜擢されるのも夢ではない。例え、優勝ができなかったとしても存在感を示せば、チャンスは大いに広がるはずだ。今回は冬の主役になりうるであろう、逸材候補たちを3回に分けて紹介する。まずはFW編だ。

 U-18日本代表候補で今春に柏U-18から電撃移籍を果たした青森山田の中村駿太や、U-20日本代表歴を持ち、高校No1ストライカーとの呼び声も高い長崎総科大附の安藤瑞季。その他にも強烈なストロングポイント持った点取り屋が顔を揃える。誰が大会のメインキャストになっても、おかしくはない逸材ばかりだ。

【PHOTO】編集部が厳選!選手権でブレイク必至の逸材図鑑30~FW編

【高校サッカーダイジェスト厳選/高校選手権必見タレント】
Part.1 FW編


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中村駿太

なかむら・しゅんた
青森山田(青森)/3年/モンテディオ山形入団内定
柏U-18のエースとして活躍していたFWがさらなる進化を求めて、2017年3月に青森山田に加入。最初で最後となる選手権では、持ち前のゴール嗅覚を働かせ、チームの2連覇に尽力したい。J2山形への加入が内定済だ。
 
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圓道将良

えんどう・まさよし
旭川実(北海道)/3年
前回大会でインパクトを残していた快足FW。今夏のインターハイでブレイクを果たし、大会後にはU-18代表候補に初選出された。DFを一瞬で置き去りにするドリブルからゴールを決め、チームを目標の4強まで導きたい。
 
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佐相壱明

さそう・かずあき
昌平(埼玉)/3年/大宮アルディージャ入団内定
いわばプロテストの練習参加で好印象を残し、大宮から内定を獲得。鋭いターンからゴールへ向かう動きと正確なシュートに定評があり、本人は「自分の得点でチームを勝たせるのが一番なので、点を取りたい」と抱負を述べる。
 
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安藤瑞季

あんどう・みずき
長崎総科大附(長崎)/3年
アピールポイントは「ゴールです」と言い切る最も注目のストライカー。ひたむきにボールを追い、ゴールへ突き進む姿は観る者に鮮烈な印象を与える。高校生離れしたボディコンタクトに加え、足下の器用さも大きな魅力。
 
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佐藤颯汰

さとう・そうた
日章学園(宮崎)/3年/ギラヴァンツ北九州入団内定
1年時からボール回しの中核を担い、全国の舞台を踏んできた南国のMFは今年、FWにコンバートされてから新たな才能を開花させた。現在は速さと技術を併せ持つ危険な点取り屋として鳴らす。J3の北九州入りが内定。

次ページ山梨学院の怪力FWなど、プロ入り組以外にも好タレントが揃う。

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