ロナウドとネイマール、「新旧フェノーメノ」の歴史を融合した新スパイクが登場!

2017年12月21日 サッカーダイジェストWeb編集部

マーキュリアルを履いた2人が「フェノーメノ」と呼ばれ……。

ロナウドとネイマールが着用したモデルを融合した新スパイクがナイキから発売される。

 フットボール界に革命を起こしたプレーヤーのひとりが、「フェノーメノ(怪物)」の愛称で知られた元ブラジル代表FWのロナウドだ。1990年代後半から2000年代初頭にバルセロナ、インテル、レアル・マドリー、そしてセレソンでスーパーゴールを連発し、「史上最強のFW」とも謳われる。
 
 そのロナウドは20年前の1998年、『ナイキ』の『マーキュリアル』を初めて着用した選手としても歴史に名を刻んでいる。それまでのフットボール・スパイクの常識を覆した同モデルを怪物は、「フットボールの世界を変えた」と振り返っている。
 
「マーキュリアルの開発には最初から関わっており、いつの頃からか私の足の一部になっていった。素晴らしいプロジェクトに参加することができたし、結果的に生まれたものも素晴らしかった。スパイクの歴史の新しい一章を記すものだった」
 
 当時、セレソンの絶対的エースだったロナウドが愛用したマーキュリアルは当然、世界中に大きなインパクトを与えた。とりわけブラジルの子供たちは誰もが憧れ、あのネイマールは「みんながマーキュリアルを欲しがっていたし、僕も欲しかった」と振り返る。
 
 そのネイマールは、18歳のセレソン・デビュー時に当時のマーキュリアル最新作『マーキュリアル スーパーフライ II』を着用。「あのスパイクでブラジル代表初得点を決めました。だからいつまでも特別なスパイクです」と感慨深く振り返る。
 
 いずれもマーキュリアルを着用したロナウドが「フェノーメノ」、ネイマールが「新しいフェノーメノ」と謳われるのは、何かの必然だったのかもしれない。
 
 そこでナイキはこの縁と20周年という節目に合わせて、2人が履いたモデルを融合した『マーキュリアル プーロ フェノーメノ』を製作。初代マーキュリアルの趣を残しながら、スーパーフライのデザインのポイントを組み合わせている。
 
 外側側面には、初代マーキュリアルと同じクロームとブルーの色合わせを用いて、現代マーキュリアルのスピードリブの突起でオリジナルの波のようなラインをデザイン。クリーツの先端にブラックを使った点も、98年バージョンを思わせる。
 
 側面内側には、ネイマールの思い出のモデルであるマーキュリアル スーパーフライ IIの大胆なグラフィックをあしらっている。また、「Ousadia(大胆)」 と「Alegria(歓喜)」という2つの言葉が同じく側面に入れ、ネイマールの特徴的なプレースタイルが文字にも表現されている。さらに、踵にはネイマールのロゴが刻まれた。
 
 新旧フェノーメノの思い出と歴史が詰まった『ナイキ マーキュリアル プーロ フェノーメノ』は、12月23日からnike.comと一部専門店で発売される。
 
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