メッシがクラシコに言及「勝てば大きなアドバンテージ。勝利で締め括り、幸せなクリスマスを過ごしたい」

2017年12月19日 サッカーダイジェストWeb編集部

暫定とはいえ、勝てばポイント差は「14」に。

昨シーズンの“ベルナベウ・クラシコ”では、ロスタイムに決勝点を奪ってみせたメッシ。今回はどのようなプレーを見せてくれるのか。(C)Getty Images

 バルセロナのリオネル・メッシが現地時間12月18日、スペイン紙『マルカ』が主催するアルフレッド・ディ・ステファノ賞(年間最優秀選手賞)とピチーチ賞(得点王)の授賞式に出席した。

 メッシは受賞の喜びに加え、リーガ・エスパニョーラ17節の大一番、レアル・マドリーとのクラシコにも言及。23日に行なわれる敵地サンチャゴ・ベルナベウでの一戦に向け、「いつだって特別な試合。勝利がなにより重要になる」と意気込みを語った。

「マドリーとの試合で、会場は相手のホーム……。彼らはいま2位じゃないけど、勝てば(タイトル奪還に向けて)大きなアドバンテージを手にすることができる。勝利で1年を締め括り、幸せなクリスマスを過ごせたら素晴らしいね」

 今シーズンのバルサはリーガで無敗を保ち、2位アトレティコ・マドリーに勝点6差をつけて首位を快走。クラブワールドカップに出場した影響で1試合未消化ながら、4位のマドリーを勝点11差で大きく突き放している。

 バルサ陣営からは、「12月にリーグタイトルが決まることはない」との声が聞こえるが、敵地で勝利し、勝点差を14にすれば、昨シーズンの王者からタイトルを奪い返す可能性はぐっと高まる。

 一方で、アルゼンチン代表のメッシは、来年のロシア・ワールドカップについても言及した。4年前のブラジル大会では決勝でドイツに敗れているだけに、メッシは「夢かどうかはわからないけど、またファイナルを戦う幸運に恵まれたら素晴らしいだろう」と、2大会連続となる決勝進出を願いつつ、一歩ずつ進まなければいけないと強調した。

「まずはグループステージを突破しなければならない。簡単に勝てる相手はひとつもないからね」

 アルゼンチン代表はグループリーグで、アイスランド、クロアチア、ナイジェリアと対戦する。
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