【J1採点ランキング】トップ10に川崎から4人!総合1位はもちろんあの男

2017年12月20日 サッカーダイジェストWeb編集部

【総合ランキング】JリーグMVPと得点王をW受賞した小林が堂々の1位に。

総合ランクで単独トップの小林。JリーグMVPと得点王のダブル受賞、代表復帰と順風満帆の1年になった。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

 J1リーグは2017シーズンを終え、川崎が劇的な逆転優勝を飾った。では、個々のパフォーマンスに目を向けるとどうか。リーグ戦全34試合の採点を集計し、出場時間3分の2以上の選手を対象に「総合」と「ポジション別」トップ10のランキングを作成した。
 
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 平均採点6.43で単独トップに輝いたのは、やはりこの男。今季JリーグMVPと得点王を受賞した小林悠(川崎)だ。

 E-1選手権では代表復帰を果たし、代表初ゴールで好調をアピールした川崎の不動のエースは、全34試合に出場。今年からキャプテンを任され、持ち前の裏への抜け出しや類い稀なゴールへの嗅覚で得点を量産し、チームを優勝へ導いた。

 2位の大島僚太(川崎)は、ボランチを組むエドゥアルド・ネットと絶妙なコンビネーションを見せ、正確なボールコントロールで攻撃のリズムを作った。2度の怪我で戦線離脱を余儀なくされる時期もあったが、リーグ終盤の復帰後も安定したプレーで中盤を支えた。
 
 3位タイには大井健太郎(磐田)と阿部浩之(川崎)がランクイン。前者は空中戦やカバーリングで強さを見せつつ、後方から大声で指示を送り続け、チームを統率した。後者はG大阪から移籍1年目ながら川崎のサッカーに素早くフィット。リーグ前半戦では多くの得点を奪い、川崎を上昇気流に乗せた。
 
 また、5位タイには中村俊輔(磐田)と中村憲剛(川崎)のダブル中村が並んだ。両者ともに巧みなパスセンスで幾度となくチャンスを作り、精神的支柱としても抜群の存在感を発揮した。
 
 その他、7位以下にも、今年のJリーグを大いに盛り上げた選手たちが揃った。総合ランキングは以下のとおり。
 
【総合ランキング】
1位 小林 悠(川崎)
平均採点6.43 34試合(2957分) 23得点・8アシスト
 
2位 大島僚太(川崎)
平均採点6.26 25試合(2117分) 1得点
 
3位タイ 大井健太郎(磐田)
平均採点6.25 32試合(2880分) 5得点
 
3位タイ 阿部浩之(川崎)
平均採点6.25 28試合(2253分) 10得点・6アシスト
 
5位タイ 中村俊輔(磐田)
平均採点6.23 30試合(2450分) 5得点・8アシスト
 
5位タイ 中村憲剛(川崎)
平均採点6.23 32試合(2592分) 6得点・10アシスト
 
7位 金崎夢生(鹿島)
平均採点6.22 30試合(2297分) 12得点・5アシスト
 
8位 杉本健勇(C大阪)
平均採点6.18 34試合(2938分)  22得点・2アシスト
 
9位タイ 中村航輔(柏)
平均採点6.15 34試合(3060分)
 
9位タイ アダイウトン(磐田)
平均採点6.15 32試合(2287分) 8得点・4アシスト
 

次ページ【FW部門】鹿島のストライカーが2位に食い込む。結果で示したC大阪の点取り屋も上位に。

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