【日本1-4韓国|採点&寸評】GK中村は韓国の波に呑み込まれ、キャプテンの昌子も乱調。攻撃陣も噛み合わず、耐え難い逆転負け

2017年12月16日 白鳥和洋(サッカーダイジェスト)

結果は4失点。GK中村は韓国の波に呑み込まれた

[警告]日本=車屋(22分) 韓国=チャン・ヒョンス(2分)、コ・ヨハン(5分)、ユン・ヨンソン(62分)
[退場]なし
[MAN OF THE MATCH]キム・シヌク(韓国)

[E-1サッカー選手権]日本1-4韓国/12月16日/味の素スタジアム

【日本代表・総評】

小林のPKで早々と先制としたが、その勢いを持続できず、守備陣が完全崩壊。最終ラインを束ねるべき昌子がキム・シヌクに簡単にやられるようでは……。一方の攻撃陣も低調で、結果は1-4の惨敗。あまりにも不甲斐ない逆転負けだった。この日の日本のマン・オブ・ザ・マッチはあえて"該当者なし"にした。
 
【選手採点・寸評】
GK
12 中村航輔 4.5
12分に強烈なヘッドを上手くパンチングするなど入りは良かった。しかし、結果は4失点。韓国の波に呑み込まれた。
 
DF
3 昌子 源 4
9分にパスミスからピンチを招き、13分にはキム・シヌクに制空権を譲って同点弾を叩き込まれる。その後も不安定と、W杯本選を見据えれば最低と言える内容だった。
 
6 三浦弦太 4.5
時間の経過とともにプレーの精度が落ち、肝心の守備面でも韓国のパフォーマンスに翻ろうされるなど、厳しい現実を突きつけられた。
 
5 車屋紳太郎 4.5
開始早々に左サイドから良質なクロスを送り込めば、8分にイ・グノとの競り合いを制す。ただ、21分のドリブルミスを境に圧倒されるようになってしまった。
 
22 植田直通 4.5
中国戦に続いて右SBで先発出場。韓国の左右の揺さぶりについていけず、後手に回るシーンも。この日に限れば急造SBの感が否めなかった。

次ページ小林の見せ場は開始3分の先制弾のみ

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