【W杯グループ展望|B組】イベリア半島の両雄が同居。初戦でいきなりの激突!

2017年12月03日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

「2強・2弱」の構図がくっきり。

グループ最大の注目はポルトガル(左上)とスペイン(右上)がいきなり激突する初戦。ここまでの勝率は後者が大きくリードするが。(C)Getty Images

【ロシア・ワールドカップ|グループB展望】

本命:スペイン(11大会連続15回目の出場)
対抗:ポルトガル(5大会連続7回目の出場)
大穴:モロッコ(5大会ぶり5回目の出場)
大穴:イラン(2大会連続5回目の出場)


 イベリア半島の両雄、ポルトガルとスペインが同居し、しかも初戦でぶつかる。

 W杯では2010年大会のラウンド・オブ16で対戦して以来の顔合わせで、その時はスペインが1-0で勝利し、そのまま世界の頂点へと駆け上がっていった。

 通算でも16勝13分け6敗とスペインが大きく勝ち越している。シード国のポルトガルにとっては、ポット2からもっとも嫌な相手を引き当てたと言えるだろう。

 残る2か国はモロッコとイラン。FIFAランクはそれぞれ40位と32位で、出場32か国中ワースト10に入る。ポルトガルとスペインの2強に対し、モロッコとイランは2弱。そんな構図が描けるだろう。6月15日のイベリア決戦がグループの行方を決める大一番となるはずだ。

 もうひとつの見どころは、"因縁対決"だ。ポルトガルの主砲クリスチアーノ・ロナウド対スペインのレアル・マドリー勢、イランのカルロス・ケイロス監督は、かつて指揮を執った母国ポルトガル代表に挑むことになる。

文●ワールドサッカーダイジェスト編集部

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