【J1採点&寸評】磐田0-0鹿島|鹿島は最後まで1点が遠く…。MOMはハードな守備が光ったDF

2017年12月02日 サッカーダイジェスト編集部

磐田――いつも以上に集中したパフォーマンスを披露。

【警告】磐田=川辺(20分) 鹿島=山本(66分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】森下 俊(磐田)

[J1リーグ34節]磐田0-0鹿島/12月2日/ヤマハ

【磐田 0-0 鹿島 PHOTO】磐田の牙城を崩せなかった鹿島。最終節で2位に転落

【チーム採点・寸評】
磐田 6
宿敵の優勝を阻止すべく、いつも以上に集中したパフォーマンスを披露。守備の局面で選手の距離感が良く、チャレンジ&カバーが徹底されていた。終盤は猛攻に遭うも、全員が集中してしのぎ切った。

【磐田|採点・寸評】
GK
21 カミンスキー 6
ヒヤッとするシュートがさほどなく、好セーブを披露する場面は限られた。前にこぼさないクロス対応は流石の安定感。   
 
DF
41 高橋祥平 6
丁寧なビルドアップでボール回しを円滑に。後半はよりパワフルに振る舞い、一列前の上原と松本をサポートした。
 
3 大井健太郎 6.5 
大声でコーチングし、周囲とのコミュニケーションを徹底。コンパクトな守備陣形は、この男がいるからこそ成り立つ。
 
35 森下 俊 7
MAN OF THE MATCH
獰猛に仕掛ける金崎にハードタックルで対抗。キーマンを見事に封じ込めた。攻撃面では、スペースにフィードを送り込み、アタッカーを動かした。
 
MF
24 小川大貴 6.5
右ウイングバックで先発出場。対面のレアンドロに食らいついてディフェンスし、決定機を作らせなかった。後半開始から左サイドへ回り、ラスト10分は右サイドバックへ。
 
40 川辺 駿 6(84分 OUT)
アグレッシブに動いて広範囲をカバー。ボールホルダーへのチェック、エリア内への攻撃参加など役割は多岐に渡ったが、そつなくこなした。
 
8 ムサエフ 6(76分 OUT)
動き回る川辺とのバランスを取り、戦況を見ながらプレー。カウンターの際には駆け上がって、攻撃に厚みをもたらした。
 
13 宮崎智彦 6(HT OUT)
左サイドで起点となり、チームを落ち着かせた。常に的確な判断を見せていたが、負傷により無念の途中交代。
 
10 中村俊輔 6 
守備に追われる時間が続いたが、プレスバックでチームを助けた。一発のサイドチェンジで流れを変えるなど、攻撃でも確かな存在感。
 
15 アダイウトン 6.5
鋭いドリブル突破は健在。馬力のある仕掛けで、DFを困らせた。69分には全力疾走で守備に戻り、ピンチの芽を摘んだ。

次ページ磐田――若武者が懸命に役割を果たす。

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