【J2採点&寸評】東京V2-1 徳島|白熱の一戦を制した東京Vがプレーオフへ!こぼれ球を押し込んだ伏兵をMOMに選出

2017年11月19日 梶山大輔(サッカーダイジェスト)

東京V――戦況に応じたシステム変更が光る。

【警告】東京V=D・ヴィエイラ(93分) 徳島=馬渡(24分)、井筒(67分)、藤原広(84分)、大﨑玲(93分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】内田達也(東京V)

[J2リーグ第42節]東京V2-1徳島/11月19日/味スタ
 
【チーム採点・寸評】
東京V 
キックオフから押し込まれたが、セットプレーで先制。同点に追いつれた後半も苦しい展開が続くも、終了間際に劇的弾で勝ち越し、J1昇格プレーオフ進出を勝利で決めた。試合展開に応じて3バックと4バックを使い分けるなど、この1年間で積み重ねた集大成を披露した。
 
【東京V|採点・寸評】
GK
1 柴崎貴広 6.5
安定感のあるセービングで、徳島の攻撃を1点に抑える。前半立ち上がりの難しい時間帯をしのいだ立役者だ。
 
DF
23  田村直也 6
出場停止で欠場した井林に代わって腕章を巻く。ベテランらしい堅実なプレーで最終ラインを引き締めた。
 
4 畠中槙之輔 6
1失点を喫したものの、こまめなラインコントロールで守備を統率。FKから惜しいシュートも放った。
 
5 平 智広 6.5
31分にセットプレーから先制点をゲット! 一歩前に出るディフェンスでピンチの目を摘み、攻守に活躍した。
 
MF
6 安在和樹 6.5
正確な左足で平のゴールをお膳立て。終了間際のコントロールショットは相手DFのクリアに遭い、勝ち越し弾とはならなかった。
 
20 井上潮音 6(71分 OUT)
4バック時にはインサイドハーフでプレー。エリア内に侵入するなど攻撃的に振る舞った。負傷により無念の途中交代。
 
MAN OF THE MATCH
17 内田達也 7.5
攻守のバランスを念頭に置いてプレー。後半は守備に軸足を置き、リスク管理を徹底した。こぼれ球を押し込んだ88分の決勝点で、チームを昇格プレーオフ進出に導く。
 
2 安西幸輝 6.5
縦への鋭い突破で対面の馬渡を翻弄。単独でボールを運んでスタジアムを沸かせる。絶え間ない上下動は効果的だった。
 

次ページ東京V――大ベテランの橋本が存在感を示す。

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