【J1採点&寸評】川崎 1-0 G大阪|エウシーニョが終盤に大仕事! 東口の“神セーブ”も光る

2017年11月18日 本田健介(サッカーダイジェスト)

川崎――エウシーニョはCKから決勝ゴールをマーク!

【警告】川崎=なし G大阪=井手口(67分)、初瀬(70分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】エウシーニョ(川崎)

[J1リーグ32節]川崎1-0G大阪/11月18日/等々力
 
【チーム採点・寸評】
川崎 6.5
立ち上がりからゲームを支配するも、東口が守るゴールをこじ開けられず。嫌な空気が漂った。しかし、82分にCKからエウシーニョが決勝ゴール。負ければ鹿島の優勝が決まる一戦で勝ち切った点は高く評価したい。
 
GK
1 チョン・ソンリョン 6
放たれたシュートは1本。仕事は少なかったが、後半に幾度か訪れたプレーシーンでは落ち着いていた。
 
DF
18 エウシーニョ 7.5
積極的なオーバーラップで攻撃を活性化。家長、小林らと効率的に絡み、対面の藤春を相手陣内に押し込んだ。そして82分には決勝ゴールをマーク! チームを優勝争いに踏みとどまらせた。
 
3 奈良竜樹 6
呉屋と激しい攻防を繰り広げ、自由を奪った。27分にはCKから強烈なヘッドを放つも東口に止められた。
 
5 谷口彰悟 6.5
90分を通じて集中力を切らさず、相手のカウンターを未然に防いだ。球際の攻防でも決して負けなかった。ただ、60分のボレーシュートはクロスバーの上にふかした。
 
7 車屋紳太郎 6
代表帰りでやや疲れが見えたが、アップダウンを繰り返した。欲を言えばクロスの質を上げたかった。
 
MF
10 大島僚太 6(87分OUT)
広いプレービジョンで攻撃を操りつつ、守備でも奮闘。相手にボールが渡れば即座に切り替えて奪い返した。
 
21 エドゥアルド・ネット 6.5
立ち上がりから鋭い縦パスを何度も通してチャンスを演出。チームのコントロールタワーとして機能した。
 
14 中村憲剛 6.5
14分の絶好機はモノにできず手を仰ぐ。それでも自慢のプレースキックの精度は高く、ピタリと味方に合わせた。エウシーニョのゴールも彼のCKからだった。
 
41 家長昭博 6.5(90+4分OUT)
前線でボールを収め攻撃の起点に。キープ力は抜群で、周囲を活かしつつ、自らもゴールを狙った。エウシーニョの決勝点にも絡む。
 
8 阿部浩之 6(76分OUT)
攻守に駆け回る姿はいつもと変わらず。前半と後半に得意のコントロールショットでG大阪ゴールを脅かしたが、わずかに外れた。

次ページ川崎――小林は点を決められずともチームのために走る。

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