香川と岡崎抜きの日本は韓国より下!? ロシアW杯出場国の「推定市場価格」ランキング

2017年11月18日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

サッカー王国が現世界王者を上回る。

ロシアW杯の優勝候補であるブラジル(左上)、ドイツ(右上)、フランス(左下)、スペイン(右下)。いずれも優秀なタレントが揃う。 (C)Getty Images

 ロシア・ワールドカップに出場する32か国が出揃った。
 
 どの国がどれだけ有能なタレントを抱えているのか。ドイツの移籍情報専門サイト『transfermarkt.com』が算出している「推定市場価格」(移籍市場での選手の価値を示す指標)を基に、各国の一人当たりの市場価値の高さをランク化した(1ユーロ=130円)。
 
 対象としたのは11月の代表ウイークに招集された選手で、「推定市場価格」の合計を招集人数で割り、「一人当たり」を算定した。従って、クリスチアーノ・ロナウド(推定市場価格:1億ユーロ=約130億円)やルイス・スアレス(9000万ユーロ=約117億円)が招集外となったポルトガルやウルグアイは、大きく平均値が落ちている。
 
 1位に輝いたのはブラジルだ。今夏にパリ・サンジェルマンへ移籍したこともあり、推定市場価格が世界1位となったネイマール(1億5000万ユーロ=約195億円)をはじめ、フィリッペ・コウチーニョ(6500万ユーロ=84億5000万円)、ガブリエウ・ジェズス(4500万ユーロ=58億5000万円)、マルセロ(3800万ユーロ=49億5000万円)など錚々たる面々が揃う。
 
 2位で並んだのが、現世界王者のドイツとフランスだ。前者は、守護神マヌエル・ノイアー(4000万ユーロ=約52億円)やトーマス・ミュラー(5000万ユーロ=約65億円)、後者は、ポール・ポグバ(7500万ユーロ=約97億5000万円)やエヌゴロ・カンテ(5000万ユーロ)の両MFを故障などで欠いており、もしメンバー入りしていれば、トップに立つ可能性もあった。
 
 フランスは中盤に加えて、アントワーヌ・グリエーズマン(8000万ユーロ=約104億円)やキリアン・エムバペ(9000万ユーロ)など、攻撃陣にも活きのいい人材が目立っている。
 
 4位のスペインは、アンカーのセルヒオ・ブスケッツ(6000万ユーロ=約78億円)をはじめ、CBのセルヒオ・ラモスとジェラール・ピケ、GKダビド・デ・ヘア(いずれも4000万ユーロ)と守備ブロックに名手が居並ぶ。22歳のサウール・ニゲス(4000万ユーロ)や21歳のマルコ・アセンシオ(3000万ユーロ)ら若手が成長しているのも心強い。

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