カネより名誉 R・マドリーのアンチェロッティ監督が年俸900万ユーロのメガオファーに「NO」

2014年05月08日 ジャンルカ・ディ・マルツィオ

名誉を選んだアンチェロッティ。

破格の条件を提示したモナコからの誘いを断ったアンチェロッティ監督。超名門マドリーの歴史に名将として名を残す名誉を選んだようだ。 (C) Getty Images

 今シーズン限りでクラウディオ・ラニエリ監督と袂を分かつ決断をしたモナコのドミトリー・リボロフレフ会長は、レアル・マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督に年俸900万ユーロ(約12億9000万円)の5年契約+潤沢な補強予算という破格の条件を提示した。
 
 これに対し、アンチェロッティの答は「NO」。R・マドリーの歴史に名監督としてその名を刻む名誉のほうを選んだようだ。
 
 モナコはユーベのアントニオ・コンテ監督にも興味を示しているが、こちらも獲得は望み薄。現実的なターゲットとしては、マウリシオ・ポチェティーノ(サウザンプトン)、レオナルド・ジャルディム(スポルティング・リスボン)という2人の名前が挙がっている。

文:ジャンルカ・ディ・マルツィオ
翻訳:片野道郎
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