【J2採点&寸評】福岡1-1松本|勝利目前で“一発”に沈んだ福岡 堅守は健在だったが…

2017年11月12日 中倉一志

福岡――山瀬の先制点で流れは確実なものとなったが…。

【警告】福岡=なし 松本=山本大(74分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】山瀬功治(福岡)

【チーム採点・寸評】
福岡 5.5
前半は押し込まれる展開が続いたが相手にチャンスは与えず。松本の足が止まった後半は試合をコントロールしていたが、攻撃面での迫力不足は否めず。勝利を目前にしてパウリーニョにスーパーゴールを許して引き分けに終わった。
 
【福岡|採点・寸評】
GK
23 杉山力裕 5.5
最終ラインと連係して松本にシュートチャンスを与えていなかっただけに、パウリーニョに喫した1点に悔いが残る。
 
DF
3 駒野友一 6.5(83分OUT)
対峙する那須川に攻撃面で仕事をさせなかったほか、何度もサイドを駆け上がってクロスボールを供給した。
 
18 亀川 諒史 6
一瞬の隙を突いた裏への飛び出しで先制点をアシスト。サイドでの主導権を握り、対峙する田中に仕事をさせなかった。
 
19 堤 俊輔 6
冨安との連係もよくチャレンジカバーを徹底して高崎に起点を作らせなかった。1失点はパウリーニョの技あり。
 
14 冨安健洋 6.5  
岩下不在の中、ディフェンスリーダーにふさわしいプレーぶり。高崎との競り合いでは主導権を握って相手に仕事をさせず。
 
MF
6 ウォン・ドゥジェ 5.5
後半は安定したプレーを見せたが、前半はセカンドボールの争いで後手を踏み、相手のプレッシャーに押されてミスも目立った。
 
7 三門雄大 6(85分OUT)
押し込まれる展開が続くなか、守備面でポイントを押さえて松本にチャンスを与えず。途中交代も十分に役割を果たした。
 
33 山瀬功治 6.5  MAN OF THE MATCH
ベテランらしいポジショニングと流れを呼び込んだプレーはさすが。押し込まれる展開の中、貴重な先制点を奪った。
 

次ページ福岡――勝負所で決めきることができず。

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