【W杯欧州予選プレーオフ展望】好調スイスの攻撃を北アイルランドが凌げるか

2017年11月08日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

最終節に敗れるまでは破竹の9連勝。

故障者/北アイルランド=ヒューズ(DF)、ボイス(FW) スイス=ジュルー(DF)、
出場停止/北アイルランド=なし スイス=なし

ロシア・ワールドカップ欧州予選プレーオフ(第1レグ)
11月9日(木)/ウィンザー・パーク
北アイルランド×スイス
 
 【注目ポイント】
●スイスのセフェロビッチが決定力を発揮できるか
●北アイルランドのセットプレー

 
【試合展望】
 英国の老舗ブックメーカー『ウィリアム・ヒル』社の勝ち抜けオッズは、スイスの1.33倍に対し、北アイルランドは3.25倍。この数字からも明らかなように、スイスが優勢と見て間違いない。
 
 今予選では最終節でポルトガルに敗れるまで9連勝。とりわけ、崩しの切り札であるジェルダン・シャキリや、キャプテンのシュテファン・リヒトシュタイナーといった主力が好調を維持しているのが心強い。
 
 グラニト・ジャカやブレリム・ジェマイリが絡むチャンスメーク質は高いだけに、決定力に不安を残すCFハリス・セフェロビッチが決め切れるかどうかが鍵を握る。
 
 対する北アイルランドは、ベスト16に進出したEURO2016の時と同様に、粘り強い戦いぶりでプレーオフ出場を果たした。
 
 頼みの綱は、経験豊富なジョニー・エバンスとガレス・マコーリーのCBペアを中心とした堅守だ。予選10試合を6失点で凌ぎ切った。そのうち5失点はドイツ戦で喫したもので、それ以外の試合では1点しか奪われていない。
 
 この両CBを目掛けてスティーブン・デイビスが正確なボールを送り込むセットプレーも、大きな武器だ。
 
文:ワールドサッカーダイジェスト編集部
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