【J2採点&寸評】福岡2-1湘南|J2王者を見事に撃破!鬱屈を晴らす先制弾のウェリントンがMOM

2017年11月06日 中倉一志

福岡――GK杉山が好セーブ。最終ラインとの連係も良し。

[警告]福岡=堤(82分) 湘南=石川(90+5分)
[退場]なし
[MAN OF THE MATCH]ウェリントン(福岡)

[J2リーグ40節]福岡2-1湘南/11月5日/レベスタ
 
【チーム採点・寸評】
福岡 6.5

勝たない限りJ1自動昇格の可能性がなくなるなか、運動量、球際の強さ、切り替えの早さで湘南を上回って試合をリード。一時は同点に追いつかれたが、ギアを入れ直して決勝ゴールを奪うと、最後は堅い守備で締めくくった。
 
【福岡|採点・寸評】
GK
23 杉山力裕 7

1点は許したが、再三にわたる好セーブを見せてゴールマウスに鍵をかけた。最終ラインとの連係もよく安定感が感じられた。
 
DF
3 駒野友一  6(90分OUT)

先制点、決勝点と貴重なゴールの呼び水となるクロスを供給。守備面でも激しくバトルしてサイドの主導権を譲らなかった。
 
18 亀川諒史 6.5
持ち味である攻撃参加を随所に見せて左サイドを制圧。自分のサイドからはほとんど攻めさせなかった。
 
19 堤 俊輔 6
的確なカバーリングでムルジャに仕事をさせず。正確なロングフィードで攻撃の起点としても機能した。
 
14 冨安健洋 6.5
ボールを受けに下がるムルジャを激しい当たりで潰し、高さを生かして制空権も支配。最終ラインの大黒柱として君臨した。
 
MF
6 ウォン・ドゥジェ 6

中盤の守備の要として出足鋭く湘南のチャンスの芽を潰したほか、セカンドボールを拾ってチームのリズムを作った。
 
7 三門雄大 6
怪我からの復帰戦。前からのプレスと中盤の激しい守備でチームメイトを鼓舞。気迫あるプレーで牽引した。

次ページ福岡――先制点のウェリントンは献身性も発揮。

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