前日に昇格決定の湘南が3年ぶりのJ2優勝! 守護神・秋元陽太が好守連発でドローに持ち込む

2017年10月29日 サッカーダイジェストWeb編集部

前半終了間際に山田のクロスから打点の高いヘッドでネットを揺らす。

今季12ゴール目を決めたジネイ。湘南が3年ぶり2度目のJ2優勝を決めた。写真:山崎賢人(サッカーダイジェスト写真部)

[J2リーグ39節]湘南 1-1 岡山/10月29日/BMWス

 前日にJ1昇格を決めていた湘南が、岡山との一戦に引き分け、3年ぶり2度目のJ2優勝を決めた。

【湘南 1-1 岡山 PHOTO】前日にJ1昇格を決めた湘南が3年ぶり2度目のJ2優勝!!

 開始前から雨が降りしきる中で行なわれた試合は、序盤から一進一退の攻防となったが、前半終了間際に試合が動く。44分、湘南はカウンターから敵陣右サイドに山田直輝が進入。山田は切り返しから右足でクロスを送ると、中央で待っていたジネイが打点の高いヘッドでゴールネットを揺らした。この試合で引き分け以上なら優勝が決定する湘南が先制に成功する。

 しかし後半に入ると、岡山も攻勢に出る。セットプレーから高さを活かした攻撃を見せるなど湘南を押し込む。82分には塚川孝輝からのパスを受けた大竹洋平が決定的なシュートを放ったが、ここはGK秋元陽太の好セーブに阻まれる。

 それでも岡山は87分、関戸健二からのクロスを受けた赤嶺真吾が強烈なシュートを放つと、秋元のはじいたこぼれ球を大竹が押し込む。岡山がついに同点に追いつく。

 その後も岡山は猛攻を見せ、湘南を自陣に押し込んでいく。90分には片山瑛一が決定的なヘディングシュートを放つが、GK秋元のファインセーブに阻まれる。湘南は防戦一方となり、なんとかクリアで凌ぐのが精一杯の状況に。

 しかし、湘南はなんとか岡山の攻撃を凌ぎきり、1-1の引き分けで終了。湘南が勝点81として、2位の長崎に残り3試合で10ポイント差をつけ、J2優勝を決めた。
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