【J2採点&寸評】湘南1-1岡山|湘南が2014年以来のJ2優勝。立役者となったのは…

2017年10月29日 多田哲平(サッカーダイジェスト)

湘南――終盤にビッグセーブを連発した秋元を高く評価。

【警告】湘南=なし 岡山=なし
【退場】湘南=なし 岡山=なし
【MAN OF THE MATCH】秋元陽太(湘南)

[J2リーグ39節]湘南1-1岡山/10月29日(日)/BMW
 
【チーム採点・寸評】
湘南 6.5
前半終了間際に先制ゴールを奪取後、後半は岡山の圧力に押し込まれる展開になり、終盤に失点を喫した。とはいえ、粘り強く守り追加点を許さず、勝点1を獲得。14年シーズン以来3年ぶり2度目のJ2優勝を決めた。
 
【湘南|採点・寸評】
MAN OF THE MATCH
GK

1 秋元陽太 7
84分にはこぼれ球に詰められ悔しい失点。惜しくも完封はできなかったものの、終盤のビッグセーブ連発でチームに勝点1をもたらし、優勝の立役者に。
 
DF
4 アンドレ・バイア 6
空中戦での圧倒的な強さを発揮。自陣に放り込まれてきたボールをことごとく撥ね返し続け、最少失点に抑えてみせた。
 
13 山根視来 6
4バックにシステム変更後もすんなりと適応し、守備面での安定感が光る。目立たなかったが、その貢献度は大きかった。
 
29 杉岡大暉 6
正確なビルドアップでチームに落ち着きをもたらしていた。後半途中からウイングバックに移っても、その冷静さを失わなかった。
 
MF
5 秋野央樹 6.5
正確かつ鋭いプレースキックでチャンスメイク。ゴールには至らなかったが、相手に脅威を与えるひとつの武器になっていた。
 
6 石川俊輝 6
後半は自陣に張り付く時間が増え、特長が消えてしまったが、前半は絶妙な位置取りで、相手のパスコースを消しながら、巧みにパスを散らしていた。
 
36 岡本拓也 6
カウンターに備え、下がり目にポジショニング。相手のドリブル突破を許す場面も見られたものの、ゴール前では身体を投げ出していたのは好印象だった。
 
42 高橋 諒 6(64分OUT)
7月に加入後リーグ戦初先発。球足の速さに戸惑いトラップミスも見られたが、精力的にアップダウンを繰り返して攻守に厚みをもたらした。

【湘南 1-1 岡山 PHOTO】前日にJ1昇格を決めた湘南が3年ぶり2度目のJ2優勝!

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