【J1採点&寸評】横浜 3-2 鹿島|1得点・1アシストのレフティがMOM。3失点の鹿島DF陣は厳しい評価に

2017年10月21日 広島由寛(サッカーダイジェストWeb編集部)

横浜――不慣れな右SBでも下平は及第点の出来。

【警告】横浜=なし 鹿島=西(72分)、レアンドロ(87分)、三竿健(90+2分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】天野 純(横浜)

[J1リーグ第30節]横浜 3-2 鹿島/10月21日/日産スタジアム
 
【チーム採点・寸評】
横浜 7
首位チーム相手に意地を見せた。幸先良く2点を先行した後は終始、押し込まれる展開で、一時は同点に追いつかれる。しかし、途中出場の遠藤が値千金の決勝点。守るべき時と、点を取りに行くべき時のメリハリが効いていて、力強く勝点3を掴み取った。
 
【横浜|採点・寸評】
GK
21 飯倉大樹 6.5
劣勢を強いられる時間が続くなか、最後まで集中を切らさず。81分のL・シルバの強烈なミドルをワンハンドで防ぐなど、いくつかの好セーブでチームを救った。
 
DF
23 下平 匠 6
左利きだが"右SB"で今季初先発。不慣れなポジションで攻撃も守備も中途半端だったが、身体を張ったシュートブロックで必死に守った。
 
22 中澤佑二 6.5
流動的な相手に対して粘り強く対応。自らのクリアがラストワンプレーに。中盤やSBとのパス交換も安定していた。
 
34 ミロシュ・デゲネク 6
スタメン復帰。味方のミスをすかさずフォローし、入ってくるボールにも強さを見せる。2失点は許したが、何度もピンチを潰した。
 
24 山中亮輔 6
機を見た攻撃参加は良かったが、中村や西、サイドに流れる金崎のケアに追われた。ただ、遠藤の決勝点につながるドリブル突破は見事だった。
 
MF
8 中町公祐 6
球際の勝負で激しさを見せ、オフ・ザ・ボールではスペースをすかさず埋めるポジショニング。冷静さを保ち、中盤を引き締めた。
 
5 喜田拓也 6
ミドルパスで攻撃陣を走らせる一方、運動量豊富に駆け回り、ミドルゾーンで奮闘。鹿島の攻撃を遅らせる働きも。
 

次ページ横浜――MOMの天野ほか、伊藤、遠藤も高く評価。

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