【J1展望】C大阪×甲府|清武復帰で新機軸を打ち出すセレッソ。”上位食い”が続く甲府に挑む

2017年10月20日 サッカーダイジェスト編集部

C大阪――清武のカムバックにより、柿谷をFWに移す新たなスタイルに。

故障者/C大阪=山村、温井 甲府=森、若杉
出場停止/C大阪=なし 甲府=なし

J1リーグ30
セレッソ大阪-ヴァンフォーレ甲府
10月21日(土)/14:00/キンチョウスタジアム
 
セレッソ大阪
今季成績(29節終了時):5位 勝点51 15勝6分8敗 54得点・39失点
 
【最新チーム事情】
●前節リーグ13試合ぶりの先発出場した清武が得点。復活の狼煙を上げた。
●G大阪とのルヴァンカップ準決勝に勝利してから雰囲気は良好。
●3位の柏との勝点差は2と、ACL出場圏内に迫る。
 
【担当記者の視点】
 26節の広島戦からリーグ3連敗を喫していたものの、ルヴァンカップ準決勝で"大阪ダービー"を制し、調子が上向きに。前節の鳥栖戦に勝利し、悪い流れを断ち切った。
 
 その鳥栖戦では、6月から左ハムストリング筋を損傷していた清武が4カ月ぶりの先発復帰。左サイドハーフで出場すると、決勝ゴールも奪い完全復活を予感させた。
 
 今節の注目は、攻撃陣の働きだ。清武のカムバックにより、サイドハーフだった柿谷は今節も前線での起用が濃厚。甲府の分厚い守備を崩すには、柿谷&杉本の2トップの活躍が不可欠だろう。新たなシステムでアタッカー陣がいかに機能するかに注目したい。

次ページ甲府――阿部を左のインサイドハーフで起用か。

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