「キャリア最強の相手だった」グアルディオラがナポリに感服

2017年10月19日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

「予想通り苦しめられた」と振り返る。

グループ最大のライバルを倒して3連勝。グアルディオラ率いるマンチェスター・CはCLでも好調を維持する。(C)Getty Images

 マンチェスター・シティは現地時間10月17日、チャンピオンズ・リーグの第3節で難敵ナポリと対戦。9分にラヒーム・スターリング、13分にガブリエウ・ジェズスが挙げた2点を守り切り、2-1で勝利した。
 
 前半はハイプレスでナポリ得意のパスワークを封じたマンチェスター・Cが圧倒したものの、インテンシティーが落ち、プレスが弱まった後半はナポリが持ち味を発揮。PKによる1ゴールのみに終わったものの、高度な連携による崩しを披露した。
 
 この展開にマンチェスター・Cのジョゼップ・グラルディオラ監督も試合後、「ナポリは長短のパスを駆使してゲームをコントロールできるファンタスティックなチーム。そのような相手に勝てて非常に満足している」と称賛を惜しまなかった。
 
「キックオフ前から厳しいゲームになると予想していたが、実際ナポリの出来がよく、苦しめられた。彼らはヨーロッパのベストチームのひとつで、おそらく私のキャリアの中で最強の対戦相手だった」
 
 圧倒的にボールを支配するサッカーが信条のグアルディオラにとって、"ベタ引き"してゴール前を固める相手や、鋭いカウンターが武器のチームに苦しめられた経験は何度となくあったはずだ。だが、同じパスサッカーを主体とするチームに、ここまで苦戦した経験は記憶になかったのだろう。
 
 11月1日に開催される第4節で、両チームは再び相まみえる。今度はナポリが絶対的な自信を持つ本拠地サン・パオロでのゲームだ。プレミアリーグで快調に首位を走るマンチェスター・Cにとって、今シーズン最大の試練となるかもしれない。
 
文:ワールドサッカーダイジェスト編集部
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