【J1採点&寸評】鹿島 2-0 広島|先制点の土居、貫禄十分の昌子が最高点。MOMは…

2017年10月14日 広島由寛(サッカーダイジェストWeb編集部)

鹿島――ビッグセーブを見せた曽ケ端は「6.5」。

【警告】鹿島=植田(10分)、山本(13分)、レアンドロ(69分) 広島=丹羽(55分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】土居聖真(鹿島)

[J1リーグ第29節]鹿島 2-0 広島/10月14日/県立カシマサッカースタジアム
 
【チーム採点・寸評】
鹿島 6.5
盤石の勝利。土居のゴールで前半に幸先良く先制し、後半は押し込まれる時間帯もあったが、昌子を中心とした鉄壁の守備で相手の攻撃を跳ね返す。最後は途中出場の鈴木が勝負を決める追加点を挙げ、逃げ切った。
 
【鹿島|採点・寸評】
GK
21 曽ケ端準 6.5
42分のA・ロペスの至近距離からのシュートをビッグセーブ! ハイボールの処理も危なげなく、素早いフィードも見せた。
 
DF
22 西 大伍 6
開始早々にヘッドを狙うも、これは決めきれず。攻撃を加速させるミドルパスを供給し、サイドに押し寄せられても冷静な対応。伊東投入後は2列目でプレー。
 
5 植田直通 5.5
完封に貢献。エアバトルは強く、カバーリングも悪くなかったが、1対1の勝負で不安定さが減点材料に。
 
3 昌子 源 7
巧みな"足の出し方"でボール奪取&ブロック。球際も粘り強く、安心感のあるディフェンスは貫禄たっぷりで、MOM級の働きぶりだった。
 
16 山本脩斗 6
ルーズボールの奪い合いではまずまずの勝率。タイミングの良いサポートで攻撃陣をフォローし、クロスの質も良かった。
 
MF
20 三竿健斗 6
中盤でテンポの良い裁き。潤滑油として活躍した。土居の先制点を導く縦パスも。危険なスペースを即座に埋めるポジショニングで広島の攻撃をスローダウンさせた。
 
4 レオ・シルバ 6
素早く寄せて、ピンチを未然に阻止。マイボールにすれば、推進力あるドリブルで相手のラインを下げさせた。
 
13 中村充孝 6(79分OUT)
積極的にシュートを狙う姿勢。バイタルエリアでの軽やかなステップなど、技術の高さをいかんなく発揮した。
 
11 レアンドロ 5.5(85分OUT)
前半は効果的にプレーに絡めず、可もなく不可もない出来。後半も見せ場が少なく、守備は奮闘も本来のパフォーマンスではなかったか。
 

次ページ鹿島――先制点の土居は鈴木の追加点にも関与。

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事