【日本代表】「フラストレーションが溜まった」。原口元気がハイチ戦に懸ける意気込み

2017年10月09日 白鳥和洋(サッカーダイジェスト)

左足の怪我は完治したのか?

ハイチ戦の前日練習を行なう原口元気。写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)

 10月3日の代表練習で左太ももの裏に張りを訴え、6日のニュージーランド戦で出番をもらえなかった原口元気だが、果たして10日のハイチ戦に向けてコンディションは整っているのだろうか。
 
「問題ないです。昨日から練習を全部やれているので、大丈夫です。久しぶりに怪我をしてちょっとフラストレーションも溜まったけど、今は良い感じですよ、気持ちも。やっぱりサッカーができるって良いです」
 
 それまで久しく練習さえ休んでいなかったのだから、フラストレーションが溜まるのも当然だろう。しかし、本当に完治しているのだろうか。「もうだいぶ、良いから。全然大丈夫です」と答えた原口は、こう言葉を継いだ。
 
「リスクを負ってやっているわけじゃなくて、ドクターや監督としっかりコミュニケーションをとって、なおかつ自分で自分の身体を考えながら調整しています。万全な時と変わらないですよ」
 
 たとえハイチ戦でスタメンを任されても、できる自信はある。
 
「全然行けると思います。ただ、判断するのは監督なので。長い時間プレーしたほうが絡めるチャンスも増えるので出たいですね。感覚、メンタル的な部分も良いですから、ピッチに立ちたいという想いは強いです」
 
 対戦するハイチについて「組織的ではないけど、個人のパワーやスピードはある。やってみないと分からないけど、すごく良い相手かもしれない」と話す原口がこだわるのは、個で違いを見せつけたうえで結果を残すことだ。
 
「数字が欲しい。ゴールを決めたい」
 
 今回の怪我で溜まったフラストレーションを試合で発散できるか。原口の有言実行に期待したい。
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事