【J1採点&寸評】柏4-1FC東京|MOMは2得点の武富で文句なし。一方で髙萩は……

2017年09月23日 多田哲平(サッカーダイジェスト)

柏――2得点の武富は文句なしのマン・オブ・ザ・マッチだ。

【警告】柏=キム・ボギョン(7分)、ユン・ソギョン(43分) FC東京=チャン・ヒョンス(45+1分)、柳(45+1分)
【退場】柏=なし FC東京=なし
【MAN OF THE MATCH】武富孝介(柏)

[J1リーグ24節]柏4-1FC東京/9月23日(土)/日立柏サッカー場
 
【チーム採点・寸評】
柏 6.5
前半からで丁寧なパスワークで主導権を握ると、順調に得点を積み重ねた。P・ウタカの脅威に圧されて完封こそならなかったものの、力の差を見せつけた。
 
【柏|採点・寸評】
GK
23 中村航輔 6
57分の永井の抜け出しには、素早く飛び出しコースを塞ぐ好プレー。PKから1点を献上したが、集中を切らずに勝利に貢献した。
 
DF
3 ユン・ソギョン 6.5(88分OUT)
守備面での安定感が光った。51分のピンチでは、大久保のシュートを身体を張って阻止。価値あるブロックだった。
 
4 中谷進之介 6.5
出足の早い寄せで永井の自由を封じ、大久保にも激しく身体をぶつけて対応。最終ラインにドンと構えるその姿は、頼もしかった。
 
5 中山雄太 6
75分のPK献上は痛恨だった。とはいえ、そのほかの場面では地上戦でも空中戦でも優位に立ち、相手の攻撃を撥ね返していた。
 
13 小池龍太 6(90+4分OUT)
スピードのある相手の攻撃に対して後手に回る場面も少なくなかったが、豊富な運動量をこの日も披露。精力的にアップダウンを繰り返した。
 
MF
7 大谷秀和 6
時に最終ラインまで、時に相手ゴール前まで広範囲を走り回り、攻守に働いた。押され気味になった終盤は、やや引き気味に位置を取り、守備を固めた。

8 武富孝介 7(90+1分OUT)
相手のミスを見逃さず、見事なミドルシュートで先制点を決めると、67分には伊東とのワンツーからダメ押しの3点目もゲット。誕生日という記念すべき日に、見事に先発起用に応えてみせた。
 
14 伊東純也 6.5
相手には警戒されていたようで、この日は得意のドリブル突破が少なかった。それでも60分にR・ロペスのクロスに頭で合わせ、追加点を奪ったのはさすが。
 
15 キム・ボギョン 6
これまでの主戦場だったトップ下ではなく、ボランチで先発出場。積極的にボールを引き出して、流れるようなパスワークを機能させた。
 
20 ハモン・ロペス 6.5
キレのあるドリブル、素早い飛び出しを駆使して相手の脅威に。60分のドリブルと正確なクロスでのアシストは素晴らしかった。

【PHOTO】武富がバースデー弾。自身の顔まみれの祝福を受ける

次ページ柏――クリスティアーノはFKで今季12点目を奪取。

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事