名古屋が痛恨の連敗…支配率68対32でも1-3で金沢に敗戦

2017年09月17日 サッカーダイジェストWeb編集部

残り9試合の現時点で、首位・湘南との勝点差は17。

途中出場のシモビッチも仕事ができなかった。写真:徳原隆元

[J2リーグ33節]金沢3-1名古屋/9月17日/石川県西部緑地公園陸上競技場
 
 名古屋が金沢に敗れ、痛恨の連敗を喫した。
 
 名古屋は、開始早々の3分に和泉竜司が宮崎幾笑を倒してPKを与え、これを宮崎に決められて先制点を奪われる。0-1で迎えた後半は、58分に秋山陽介のミドルで一度は追いつくも、72分に金子昌広、74分に佐藤洸一と、立て続けに2失点し、万事休した。
 
 これで名古屋は前節・大分戦に続く連敗。ボール支配率で68対32と圧倒しながら、下位チーム相手に星を取りこぼした。残り9試合の現時点で、首位・湘南と勝点差17の6位。J2制覇は厳しい状況だと言えるだろう。
 
 一方、11試合ぶりの勝利を挙げた金沢は、攻撃の精度が光った。グラウンダーのクロスから佐藤→金子と横パスをつないだ2点目。右サイドを崩してフリーでクロスを上げ、中央の佐藤が合わせた3点目。いずれも名古屋守備陣を完全に翻弄したゴールだった。
 
 柳下正明監督も「選手がみんな集中して、やるべきことを90分間通してできたのが勝点3を獲れた要因」と手応えを語る充実の勝利だ。これで金沢は勝点33とし、18位に順位をひとつ上げた。
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