【日本代表】「まだまだできる」。杉本健勇は、ほろ苦のデビュー戦で何を感じたか

2017年09月06日 サッカーダイジェスト編集部

再び代表に選ばれるために「変えなきゃいけないところがある」。

サウジ戦で途中出場し、代表デビューを飾った杉本。しかし期待に応える働きはできず……。写真:佐藤 明(サッカーダイジェスト写真部)

[ロシアW杯アジア最終予選]サウジアラビア1-0日本/9月5日/キング・アブドゥラー・スポーツ・シティー
 
 ロシアワールドカップ・アジア最終予選10節のサウジアラビア戦で、杉本健勇が67分に途中出場。代表デビューを果たした。

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 しかし交代直前にチームは失点。本人曰く「難しい状況になってしまった」。
 
 ヴァイッド・ハリルホジッチ監督からは「あまり真ん中から動き過ぎず、ボールを収める時は収めて、ゴール前に入っていけ」と言われていたという。しかし……。
 
「なかなかうまくいかなかったですね。もっと自分のところで収められればよかったですけど」
 
 最前線で身体を張り攻撃の起点となろうと奮闘したが、奏功せず。流れを変えることはできなかった。ほろ苦いデビュー戦後、杉本は自身の力不足を痛感した。
 
「個人的にも悔しい試合になった。代表で実際にプレーしてみて、まだまだ甘いなと思いましたし、ここでやるためにはもっとレベルアップしないといけないし、もっと変えなきゃいけないところがある」
 
 変えなきゃいけないところとは、「すべて」だ。「スプリント、フィジカル、あらゆる面でもう1個上のレベルにいかないといけない」。そう語った杉本は、すでに前を向いている。
 
「まだまだできる。途中からじゃなくて、スタメンで使ってもらえるようにしないといけない。そのためにはチームに帰ってからが、めっちゃ大事になる。Jリーグでもっと圧倒的な結果を残していかないといけない」
 
 再び代表のピッチに立つために、杉本は並々ならぬ覚悟を決めた。

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