【日本代表】キャプテンがいなくても山口蛍がいる。サウジ戦は「豪州戦と同じように」

2017年09月05日 広島由寛(サッカーダイジェストWeb編集部)

完全アウェーも「そういう環境は別に嫌いじゃない」。

サウジ戦も先発が予想される山口。攻守にフル稼働し、チーム全体をオーガナイズする働きが求められている。写真:山崎賢人(サッカーダイジェスト編集部)

 キャプテン長谷部の不在――。オーストラリアとの大一番はフル出場した背番号17は、膝の状態が思わしくなく、途中離脱。最終予選を締め括るサウジアラビア戦は、大黒柱を欠いて戦わなければならない。
 
 もっとも、こうしたシチュエーションはこれまでになかったわけではない。長谷部のいない中盤を力強く支えてきたのが、山口だ。時にはアンカーとして、時には2ボランチの一角として、周囲の期待に応える働きを示してきた。
 
 先発が予想されるサウジ戦をいかに戦うかについては、「オーストラリア戦と同じように」とイメージする。
 
「ホームだからああいう戦い方ができたというのではなくて、アウェーでもできればいいと思う。そこにトライしようとしている」
 
 完全アウェーが予想されるが、「そういう環境は別に嫌いじゃない」と頼もしい。ソリッドかつアグレッシブなプレーで中盤を引き締める山口が、今回も攻守に躍動する。
 
取材・文:広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)

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