【サウジ戦前日会見】”あの大国”を引き合いに出して…。「気を緩めるな」とハリルが気合い注入

2017年09月05日 サッカーダイジェスト編集部

「やはりワールドカップの最終予選で小さなゲームはない」

サウジ戦に挑むハリルホジッチ監督。写真:佐藤明(サッカーダイジェスト写真部)

 2017年9月4日、日本代表のヴァイッド・ハリルホジッチ監督がサウジアラビア戦の前日会見に臨んだ。

 その会見の冒頭で「サウジアラビアはプレッシャーを感じている。なぜなら勝たなければいけないからです。ただ、我々も勝つトライをします。そしてスタジアムは満員になるでしょう。美しいピッチも用意してくれています。おそらく少し暑さは残ると思いますが、良い試合を期待してよい」と語ると、「オーストラリア戦で新たに起用したい選手はいますか?」という質問に対しては次のように答えていた。
 
「この試合は特別というよりは、もう成功した後の、最終予選最後の試合になります。オーストラリア戦の後に何人かの選手は非常に疲れていました。どのメンバーで臨もうかというのはまだ決めたわけではありません。

 朝にもミーティングをしましたが、絶対に気を緩めるなと。さらに高い気持ちで挑むぞと言いました。フランス代表の話も例に出しました。彼らはルクセンブルクという小国に対して驚きの結果を出したわけです。やはりワールドカップの最終予選で小さなゲームはないということです。しかも今回は相手のホームで、もっともクオリティの高いチームと対戦します。

 我々のチームにとってかなり高い挑戦です。ワールドカップの本大会で野心をもって戦いたければ、本当に大きなものを乗り越えていかなければなりません」

 ワールドカップのヨーロッパ予選で格下のルクセンブルクに引き分けたフランスの戦いぶりを例に出して、気合いを注入したハリルホジッチ監督。果たして、サウジアラビア戦はどんなオーダーで臨むのか。
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